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女性が日本一働きやすい街を作れ 横浜市とカルビーが連携 期間限定で朝食マルシェも

ITmedia ビジネスオンライン 9月2日(金)15時17分配信

 食品メーカー大手のカルビーと横浜市は9月1日、女性の活躍推進などの分野で包括連携協定を締結した。従来からダイバーシティを経営戦略の1つに掲げて、女性の管理職増加などを目指すカルビーと、「日本一女性が働きやすい、働きがいのある都市」の実現を進める横浜市との双方の方向性が一致したことが背景にある。

【横浜市役所で行われた記者会見の様子】

 そのほか、健康づくりや地産地消の推進、地域社会の活性化などの面でも連携していく。協定締結期間は2017年8月31日までで、解約の申し出がない場合は同じ内容でさらに1年間継続する。

 具体的な取り組みの1つとして、9月1日、6日、14日、28日の4日間限定でJR桜木町駅周辺の広場に「ヨコハマ朝食マルシェ」をオープン。カルビーのシリアル食品「フルグラ」と横浜の食材を組み合わせたオリジナル朝食メニューの無料試食ができるほか、地元の名産品などを販売する。同マルシェは、横浜のレストランやホテルのシェフなどが組織するNPO法人 横浜ガストロノミ協議会や、食品スーパーのオーケー、ドラッグストアのココカラファインヘルスケアなど11社・団体も協力する。

 このマルシェを通じて、朝食の重要性を特に働く女性に向けてアピールしたい考えだ。横浜市では朝食を食べない女性が多いことを懸念。2014年度の食育に関する調査では、市内在住20代女性の朝食欠食率は36.0%、神奈川県在住の働く女性に対象を広げると全国でワースト3位、首都圏ではワースト1位の朝食欠食率となっている。横浜市の林文子市長は、「しっかり働くためにはきちんとした食生活、とりわけ朝食が大切。マルシェを通じて朝食に興味を持ってもらうきっかけとなれば」と話す。

 カルビーの松本晃会長兼CEOは、「横浜から東京へ通勤する女性だと、自宅で朝食をとっている時間がないという人は多いだろう。フルグラをヨーグルトや牛乳などと混ぜるだけなら10分程度で食べ終えられる」と利便性を強調した。

(伏見学)

最終更新:9月2日(金)15時17分

ITmedia ビジネスオンライン