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ドル103円前半、米雇用統計待ちで動意薄

ロイター 9月2日(金)15時15分配信

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の103円前半。市場が関心を注ぐ8月の米雇用統計発表を今夜に控えて様子見ムードが高まる中、ドルは動意薄となり、方向感に乏しい小幅な値動きに終始した。

朝方には、海外時間のドル売りの流れを引き継いで一時103.13円に下押ししたが、その後反転し、仲値公示を挟んでじりじりと103.43円に水準を切り上げた。   

買いの主体は「買い遅れた短期筋」(国内金融機関)だという。国内の実需勢は、輸出企業のドル売りが散見されたほかは総じて目立つ動きはなかった。

日銀の桜井真審議委員はロイターとの単独インタビューで、量・質・金利の3つの次元の金融緩和策に限界はないと述べ、今後も現行の枠組みの下で緩和を継続していく考えを示した。

一部で指摘されている日銀による外債購入は「今の状況だとやるべきではないし、外債という選択肢はない」と明言した。

ヘリコプターマネーについては、「日本では法律上不可能であり、先進国で実施している国はない。財政も金融も独立した手段を持っており、それぞれに活用すべき局面がある。ヘリコプターマネーは常に同体で同一方向に動くことになり、それはむしろ危険だ」と述べた。

ドルは桜井審議委員の発言を挟んで103.24円付近まで0.1円程度弱含んだが、間もなく反落分をほぼ取り戻した。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は1.5835/1.5818%の気配で、ニューヨーク午後5時時点の1.5681%から上昇している。

SMBC日興証券の為替外債ストラテジスト、野地慎氏は「10年国債利回りが、利上げ観測を織り込んで1.7%付近まで上昇するのであれば、104、105円というドル相場が見えてくるだろう」と語る。

しかし、米国経済のファンダメンタルズに鑑みて、近々引き締めが必要かどうか疑問が残る上、たとえ米国が利上げを実施したとしても、市場参加者はその後も急ピッチで複数回の利上げができるとは考えていないため長い方の金利は上がってきていない、と同氏は指摘する。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 103.39/41 1.1196/00 115.76/80

午前9時現在 103.25/27 1.1197/01 115.62/66

NY午後5時 103.22/25 1.1197/02 115.56/60

(為替マーケット・チーム)

最終更新:9月2日(金)15時23分

ロイター

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