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平野紫耀、アイドル界の“王様”に向けて羽ばたく…19日から初座長舞台「ジャニーズ―」

スポーツ報知 9月2日(金)15時34分配信

 ジャニーズJr.の3人組「Mr.KING」の平野紫耀(しょう、19)が、舞台「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」(9月19~30日=博多座、10月8~25日=梅田芸術劇場)で初座長に挑む。ジャニー喜多川氏が作・構成・演出を手がける「ジャニーズ・ワールド」は5年目を迎え、初めて東京・帝国劇場以外で上演。博多座最年少、梅田芸術劇場で男性最年少の座長に抜てきされた平野。10代最後の充実の夏をキッカケに、アイドル界の“王様”に向けて羽ばたくことを誓った。

 「今年の夏は覚悟しとけよ―」。春先に言われたジャニー氏の言葉を、いま身をもって味わっている。

 「想像以上でした。『覚悟しとけ』って言われても、そんなことはないだろうって、結構余裕の感じで考えてたら、違った。本当に休みがなかった…。でも、ありがたい。10代最後にこういう夏を送れていることは幸せだと思っています」

 8月は、休む間もなくステージに立ち続けた。テレビ朝日と六本木ヒルズのイベント「夏祭り SUMMER STATION」を応援サポーターとして盛り上げた。さらに東京・EXシアター六本木で「―KING」の3人が中心となって計15万人を動員したライブイベントを成功させた。

 「これが終わっても舞台があるけど、夏らしいイベントとして、今回のサマステが“メインディッシュ”でした。夏に手応えをつかんだというか、いろいろと経験させてもらいました」

 「サマステ―」は、3人で立つステージもあれば、ほかのジャニーズJr.のメンバーを従える“ソロ公演”もあった。さらには別会場で行われた同い年の「Sexy Zone」の佐藤勝利(19)のソロ公演にも出演した。

 「いろんなことを両立させながらやることが一番難しかったです。違う会場で同じ曲をやるときなんか、全然違う立ち位置に行ったりすることもあるし、軽くパニックになることもありました」

 「サマステ―」は2年目となるが、“ソロ公演”は今年が初めてだった。

 「セットも、ファンの皆さんが持ってるグッズも『―KING』が多かった。だから『―KING』の1人としてステージに立っているということは忘れずにできた。それがあったから、また『―KING』の公演で『3人が集まったときの強さはすごいね』ってスタッフさんに言ってもらったりもした。1人ずつ“出張”をして、それぞれが成長できたんじゃないかなと、ちょっとだけ思います」

 はにかむ笑顔は、まだ10代そのもの。

 「周りの人に『成長したね』とか言ってもらうんですけど、僕自身では全然分からない。『平野、いいね』って言っていただくけど、自分では全然分からない。前より堂々と立っていられる気はするので、そういうところなんですかね」

 来年1月で20歳。節目を前に、大きな挑戦に立ち向かう。ジャニー氏が自らの経験を詰め込んだ「集大成」と胸を張る「ジャニーズ・ワールド」の座長だ。今、稽古のまっただ中にある。

 「サマステと並行してやっていたフライングの稽古が終わって、今は太鼓の練習をしています。コンサートは(やるべきことが)ごちゃごちゃになるけど『ジャニーズ・ワールド』は、まったく別物。今のところスムーズにできています」

 ジャニー氏から座長を伝えられたのは、今年1月。

 「最初に聞いた時は、実感がなくて聞き流してたところがあった。でも時間がたっていくと、本当にやるんだと。代々、先輩たちがやってきたフライングとか、稽古をやっていくうちに、改めて座長なんだと。それと責任感。しっかりやらないと、という思いがじわじわ出てきました」

 同作は過去289公演全て東京・帝国劇場で行われ、今回初めて「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」として上演される。これまで「Hey!Say!JUMP」「Sexy Zone」のメンバーが座長を務めてきた。12、13年の初演は、一部で滝沢秀明(34)も座長を務めた。

 「これぞジャニーズ!というものが詰まっている。先輩方がそうだったように、これぞジャニーズ!と思ってもらえるようなパフォーマンスを見せたい」

 博多座の公演では、福岡・久留米市で活動する小学生から大学生の20人組で構成された「九州男児新鮮組」と共演する。ジャニー氏も「九州の子供たちに元気を出してもらいたい」と願いを込める。

 「やるぞ、という気持ちもあるけど、九州の皆さんにとっては地震があって…。元気づけたいという思いは大きいです。10代最後の大舞台というか。本当にやりきりたい」

 ジャニーズ事務所に入所して4年でつかんだ大役。入所のキッカケもジャニー氏の一言だった。ダンスの先生の恩師が、光GENJIの振り付けを担当していたことなどから、ジャニー氏と会う機会に恵まれた。

 「最初に会ったとき、10分ぐらいずっと目の前で踊ったんですけど、そこで『ユー、来ちゃいなよ』って。そこからです」

 元々は山下智久(31)に憧れて、アイドルを目指した。

 「小学校4年生ぐらいだったかな。(山下の主演ドラマ)『プロポーズ大作戦』を見ていた。そのときは俳優さんだと思っていたけど、調べたら『NEWS』『ジャニーズ』って。それでジャニーズに入ろうと思ったわけじゃないけど、ジャニーさんに声をかけてもらったときに『あ、ここ山下くんと同じ事務所だ』と思って入りました」

 出身は名古屋。入所当時は、大阪で活動していた。あえて選んだ“いばらの道”だった。

 「『ユー、名古屋だから。中間だからどっちでもいいよ』って言われた。関西はジャニーさんも来る機会がなかなかない。当時はがつがつしていたので、離れても伝わるぐらいの存在感を出したいなと思って。とりあえず関西で1番取ったら、みんなの目にも留まるだろうと思って選んだ」

 2年前に親の仕事の都合で上京することになったが、大阪での経験は大きかった。

 「東京を選んでいたら、今こうやって(ステージに立って)しゃべれてないかも分からない。今もしゃべれてないですけど…。すごく緊張しいで、表に立つことが苦手だった。でも、関西に行ってから、みんなにいじられて、恥ずかしさもなくなった」

 充実の夏を迎え、1人のアイドルとして「Mr.KING」として、今後への決意は強くなった。

 「最初は、自分が『―KING』と思ったけど、今は名前負けをしないように、という気持ちがあります。何が来ても堂々として、なおかつキラキラしていたい。どのアイドルにも負けない“アイドル界の王様”に! ちょっと大きく出すぎましたけど、夢は大きく」(畑中 祐司)

 ◆平野 紫耀(ひらの・しょう)

 1997年1月29日、愛知県生まれ。19歳。2012年2月にジャニーズ事務所に入所し、関西ジャニーズJr.として活動開始。14年に日テレ系ドラマ「SHARK」で連続ドラマ初出演で初主演。15年7月にジャニーズJr.による新ユニット「Mr.KING VS Mr.Prince」が結成され「Mr.KING」の一員に選ばれる。身長170センチ。血液型O。

最終更新:9月2日(金)15時34分

スポーツ報知