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【仙台】関!三田!差波!大学時代の恩師に「成長した姿見せる」…3日・天皇杯盛岡戦

スポーツ報知 9月3日(土)6時4分配信

 大学時代の師に、白星で恩返しだ。J1ベガルタ仙台は3日、天皇杯2回戦でJ3グルージャ盛岡と対戦する。盛岡の神川明彦監督(50)は、昨年まで明大サッカー部の総監督を務めており、仙台ではGK関憲太郎(30)、MF三田啓貴(25)、差波優人(23)が学生時代に指導を受けた。楽しみにしていた恩師との真剣勝負に勝って、プロの世界でたくましく成長した姿を見せつける。

 下位カテゴリーの相手だけに、ベガルタにとっては絶対に負けられない天皇杯初戦だ。定位置のボランチで先発が確実な三田は「向こうはチャレンジャーとしてくるはず。自分たちは受け身にならずアグレッシブにいかないといけない」と一発勝負の怖さを熟知する。09年の同大会では、明大の1年生として2回戦でJ2湘南、3回戦でJ1山形を撃破。その2試合でゴールを決めている“天皇杯男”は「ゴリゴリ点を狙いますよ」と気合十分だ。

 三田に神川監督との思い出を聞くと「とにかくアツイです。天皇杯の試合前なんかには選手を乗せて、勢いをつけさせるのがうまかったですね」と優秀なモチベーターとしての側面も持つという。サッカーだけではなく、私生活の大切さを説き、明大の練習は朝6時からの約2時間程度のみ。その後は学生の本分としてしっかりと授業に集中するためだ。07年大会の2回戦で、J2京都を撃破した時の守護神だった関は「真面目な方ですね。たるんでいると厳しく指導されました」と懐かしそうに学生時代を振り返った。

 8月27日のホーム広島戦(0●2)には、神川監督がユアスタへ視察に訪れていた。教え子たちと直接話すことはできなかったが、無料通話アプリのLINEで「戦えるのを楽しみにしているよ」といったメッセージが届いたという。関は「せっかく縁があって戦うわけですから、『やっぱり違うな』というところを見せたいですね」と特別な一戦に気持ちが高ぶる。感謝と敬意を込めて、全力で恩師をたたき潰す。(鈴木 文人)

最終更新:9月4日(日)0時14分

スポーツ報知