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“可愛すぎる”人気コスプレイヤー・えなこが語る、コスプレの今とこれから

オリコン 9/5(月) 8:40配信

 2000年代の深夜アニメブーム以降、「コミックマーケット」などのイベントの人気の高まりとともに、“コスプレイヤー”が注目を集めるようになっている。そんな中で、テレビなどのメディア出演や海外イベント出演、さらにはCDデビューするなど、日本を代表するコスプレイヤーのひとりとして人気をあつめているのが、愛知県名古屋市出身のえなこだ。ORICON STYLEでは、引退を経て、昨年、コスプレ復帰を果たした彼女にインタビュー。コスプレイヤーの今を探っていく。

【別カット】えなこ、赤ずきんメイド全身ショット

■プロのコスプレイヤーの収入源は?

――最近ではハロウィンなどでコスプレイヤー以外も仮装する人が増えていますよね。仮装とコスプレの違いってどこにあると思いますか?
【えなこ】 例えばハロウィンイベントだと、「池袋ハロウィンコスプレフェス」は一般人とコスプレイヤーが混ざって参加しているんですけど、衣装のクオリティを比べてみると全然違いますね。例えば同じナースや魔法使いのコスプレをするにしても、一般の方は量販店で買ったような衣装なんですけど、コスプレイヤーはウィッグやレースなど、自分たちで手を加えていてオリジナリティがあるんです。コスプレへの“愛”があるなって思います。

――メイクや衣装ももちろんですけど、ウィッグも皆さん自分でカットしたり、セットしたりしてるんですよね。そう考えると、コスプレイヤーさんっていろんな技術が必要なんですよね。
【えなこ】 ある意味、天才型が多いのかなって思います。お金を持っていない人が多いので、100円ショップに行って「あ、これ○○に使えそう!」とか、本来の用途とは関係ないものに使おうとする発想力もありますし。

――ひと通りコスプレができれば、いろんな職業を目指せそうですね。ちなみに、コスプレイヤーさんは撮影会や物販などで収入を得ている方が多いと思うのですが、コスプレが本業になると、主な収入源はどこになるのでしょうか?
【えなこ】 一番大きいのはアニメやゲームなどの公式コスプレイヤーのお仕事ですね。イベントに出演してコスプレを披露したり、一定期間契約させていただいて、イベントに出たりとか。あとは海外イベントに出演して、現地のコスプレイヤーと交流することもありますね。タレント活動というよりは、声優、アイドル、コスプレイヤー…といった感じで、ひとつの独立したジャンルにしていけたらいいなと思っています。

■コスプレ人口の増加を実感 新しい道を切り開いていきたい

――やはりジャンルとして独立するまでに浸透してきたという感覚がありますか?
【えなこ】 そうですね。コスプレイヤー自体が増えているなっていう印象もありますし、参加できるイベントや専門店も増えました。私もそうですけど、例えば御伽ねこむちゃんとか、コスプレイヤーがテレビなどのメディアに進出し始めたことも大きいのかなと思っています。

――コスプレ人口が増えると、マナーの問題も出てくると思いますが…。
【えなこ】 やらなきゃいけないことはちゃんとやる、というのが大事だと思います。一般常識もそうですけど、例えば屋外などで撮影する場合は、ちゃんと許可を取るとか。すごく当たり前のことだとは思うんですけど。あとはイベントに行くと、レイヤーとカメコ(カメラ小僧)さんが1対1になるので、距離感がわからなくて暴走しちゃう方もいるんです。これはコスプレに限ったことではなく、どんな趣味でもあると思うんですけど……バランスですね。

――コスプレイヤーとして、ここだけは曲げられない!という部分があったら教えてください。
【えなこ】 コスプレイヤーはもととなるアニメやゲームといった作品があってこその活動なので、自分が趣味でコスプレするものは、必ず作品を愛するんです。愛してから、衣装を作ったり、準備をして完成させていくようにしています。

――最後に、今後の目標を教えてください。
【えなこ】 今までコスプレだけで生きているという人はいなかったと思うので、私が新しい道を拓いていけたらいいなと思っています。コスプレが浸透してきたといっても、まだまだ卑猥なイメージを持ったり、引いたりする人も多いですから。そういうイメージをなくすために、もっと私がすすんでメディアに出て行って、危ない趣味じゃないんだよっていうのを理解してもらいたいです。コスプレイヤーの写真集が一般の書店に並んだりとか、バラエティ番組にコスプレイヤーという枠で出演できたらいいなって思っています。

最終更新:9/5(月) 8:40

オリコン

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