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岐阜市・高島屋南地区の再開発ビル 県内最多の330戸分譲

岐阜新聞Web 9月2日(金)9時24分配信

 岐阜市の繁華街・柳ケ瀬で再開発事業を進める高島屋南地区市街地再開発組合は1日、再開発ビルの分譲住宅は約330戸と、マンションでは県内で最多となることを明らかにした。東海地区でも屈指の戸数だといい、子育て世代から高齢者まで幅広い世代の居住を呼び込み、柳ケ瀬のにぎわい回復の核としたい考え。2020年度完成を目指す。
 ビルは地上35階地下1階で、高さ約130メートル。分譲住宅は5~35階部分で、大京(東京)が一括取得して「ライオンズマンション」ブランドで販売する。間取りは1LDK~4LDKとバリエーションを豊かにし、多様な年代の居住スタイルに応える。
 14年秋の組合発足時、ビルは地上27階地下1階、分譲住宅は約170戸の想定だったが、その後参加希望の地権者が増えて再開発事業の面積が広がり、戸数はほぼ倍増した。
 組合の田宮雅雄理事長(67)は「居住者が柳ケ瀬を回遊することが大切。地域活性化のためのより良いモデルだ。利便性をPRしたい」と強調。細江茂光市長は「柳ケ瀬のかつてのにぎわいは、多くの居住者がいたことが一因。中心市街地活性化にはまちなか居住が重要」と評価した。
 計画によると、ビルの1~2階は商業施設が入り、1階には全天候型広場や南北の自由通路も設置し利用度を高める。3~4階には市が子育て支援と健康・運動、住民の交流施設を整備する。本年度内に実施設計を終える計画。総事業費は約220億円を見込む。
 同日、再開発事業への反社会的勢力の介入を防ぐ協議会を発足した。

岐阜新聞社

最終更新:9月2日(金)11時21分

岐阜新聞Web