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NY株横ばい、雇用統計控え慎重ムード(1日)

ロイター 9月2日(金)5時44分配信

【ニューヨーク株式市況】
9月1日木曜日-米国株式市場は、ほぼ変わらず。さえない製造業景気指数と原油安がマイナス材料となり、相場を圧迫する場面もありましたが、ハイテク株に支えられ、結局は前日終値付近で引けました。8月雇用統計の発表を翌日に控えて、慎重ムードが広がりました。米供給管理協会(ISM)が発表した8月米製造業景気指数は49.4と前月から3.2ポイント低下して、2月以来半年ぶりに節目の50を割り込みました。一方で、労働省が発表した27日までの新規失業保険週間申請件数は、季節調整済みで、前週比2000件増の26万3000件となり、市場予想の26万50000件ほどは増加しませんでした。米労働市場における持続的な底堅さを示唆したことで、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを後押しする可能性があります。ただ今回の統計は、8月雇用統計の調査期間とは重なっていません。ロイターの調査によりますと、8月雇用統計では、非農業部門雇用者数が18万人増、失業率が4.8%に低下することが見込まれています。クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、米労働市場はおおむね最大雇用に達しており、FRBはゆるやかな利上げの軌道にあるべきとの認識を示しました。CMEフェッドウォッチによりますと、FRBが9月に利上げすると市場が予想する確率は27%、12月は55.4%となっています。個別銘柄です。原油安を受けてエクソン・モービルは0.3%安、シェブロンも0.4%安で引けました。この日ナスダックを支えたのは、CATV大手のチャーター・コミュニケーションズで、4.5%高で引けました。9月7日の取引終了後、S&P500種の構成銘柄に入ります。情報ストレージ機器メーカーのEMCと入れ替わります。EMCは0.4%安。またマイクロソフトとアップルの上昇もナスダックを支えました。マイクロソフトは0.2%高、アップルは0.6%高。ウォルマート・ストアーズが、国内店舗のバックオフィス(後方支援業務)社員7000人を削減することを計画していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じました。2.0%高で引けました。ダウ平均の構成銘柄はまちまちで引けました。上昇したのは、ウォルマート、ナイキ、プロクター・アンド・ギャンブルなどで、下落したのは、アメリカン・エキスプレス、キャタピラー、ゴールドマン・サックスなどでした。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。(ニューヨーク 1日 ロイター)

最終更新:9月2日(金)5時44分

ロイター