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【ブラジル】麻薬取引など増加か パウリスタ大通り近辺=サンパウロ

サンパウロ新聞 9月2日(金)3時24分配信

 オフィスビルが立ち並ぶサンパウロ市内中心部のパウリスタ大通り(Av. Paulista)付近の住民らは、同大通りの周辺地域で麻薬の使用者や売人らが集まるポイントが拡大していると指摘している。そのポイントは主にドウトール・アルナルド大通り(Av. Doutor Arnaldo)とオクハラ・コエイ陸橋(Viaduto Okuhara Koei)に集中している。サンパウロ州公共保安局によると、2016年1~7月には同地域で10件の麻薬取引が摘発された。

 29日付伯メディアによると、匿名の近隣住民は「彼ら(麻薬使用者や売人)は放置されている車の下に(麻薬を)隠している。我々は警察に通報したが、誰も何もしなかった」と話している。

 同地域は街灯などが少なく暗いことから、他の犯罪行為にとっても好都合なようだ。同地域で最近強盗被害に遭ったという別の住民は「誰かが私を呼ぶのを聞いた。そして振り返ると2人の男がいた。1人は私の顔に銃を向けていた。私が携帯電話を渡すと彼らは去って行った」と話す。

 付近の住民らは、麻薬使用者増加の背景には、同地域における警察活動の欠如があると指摘する。公共保安局はこれに対して、移動交番を用いて警察の存在を示すなど犯罪を未然に防ぐ取り組みをするとしている。

 ブラジル各地では連邦警察や各州警察が麻薬取り締まり作戦などを実施しているが、マリフアナやコカイン、合成麻薬MDMA(通称エクスタシー)などの麻薬に絡む事件は後を絶たない。28日未明にはサンパウロ州カンピーナス市内で、マリフアナ3トンを積んだブラジル陸軍のトラックが摘発され、陸軍伍長3人を含む5人が逮捕された。3人の伍長はマット・グロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ市にある陸軍第20装甲騎兵連隊所属で、警察によると、パラグアイと国境を接する同州ポンタ・ポラン市でマリフアナを積み込み、サンパウロ市へ運ぶところだった。

2016年8月30日付け

サンパウロ新聞

最終更新:9月2日(金)3時24分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。