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植物が現代人の“五感”を蘇らせる

TOKYO FM+ 9月2日(金)11時8分配信

「ボタニカル」=「植物」の力でキレイと元気を磨くをコンセプトにお届けしている、TOKYO FMの番組の9月2日の放送では、六本木にある東京ミッドタウンにて8月31日まで1ヶ月にわたり開催され、独創的な演出と世界観で話題を呼んだ「フラワーズバイネイキッド(FLOWERS BY NAKED)魅惑の楽園」を紹介しました。

「自然」×「デジタル」で、五感を刺激

「フラワーズ」というだけあって、主役はもちろん花。でもそれだけではありません。「フラワーズ」とは、グリーンや鳥など、命あるものすべてが息づく楽園を象徴しています。生花、オブジェ、映像、インタラクティブ、香り、飲食などの要素に、五感を刺激するさまざまな演出が凝らされ、訪れた人々が何かを体感する楽しみが「フラワーズ」の世界には溢れています。

会場に入り圧倒されたのが、「自然とデジタルのコラボレーション」。例えば、巨大なクジャクの羽根をモチーフにした壁面アート「MOSAIC FLOWERS」。モザイクアートで出来た羽根の前に立つと、目の前にふわりと「自分の花」が咲き、花言葉が表示されます。また、夏のひまわりをイメージして作られたオブジェ「SUN FLOWER」では、オブジェに触れることでマッピングが反応し、花びらがひらひらと美しく舞い落ちます。また、花をモチーフとしたオリジナルカクテルやコールドプレスジュースを味わえるバーも設けられ、熱帯ートロピカルがテーマの館内演出に合わせてBGMにはボサノバが流れたりと、五感を刺激する様々な仕掛けがされています。

植物が現代人の“五感”を蘇らせる

総合演出を務めたのは、クリエイターカンパニー「NAKED」代表の村松亮太郎さん。「NAKED」は、新江ノ島水族館のナイトアクアリウムをはじめ、東京タワーや名古屋テレビ棟の展望台演出、市川染五郎主演の歌舞伎ラスベガス公演の空間創造を手掛けるなど、世界でも注目を集めています。

「感覚や感性は、“速い”ものです。人は、何かを感じて、脳に伝え、言葉に変換し、理解します。その、脳内での変換作業の前段階が、感覚や感性。インターネットで大量の情報が毎日流れ込み、その善し悪しを判断せずただただ情報を取り込むという作業をしている現代人は、そんな感覚や感性が日々衰えていっているのではないかと感じます。身体全体で感じる“気持ちいい”や“いい匂い”、そういったものを退化させないでほしいんです。イベントに訪れたお客さまは入場時と退場時の顔つきが違いますね、と言われたことがありますが、それはその方の感覚や感性が植物によって刺激されて、本来の姿が蘇った証拠なんじゃないでしょうか」

街角で見かけた花の美しさに思わず立ち止まったり、ハーブティーやスキンケア用品のふとした香りに癒されたり。都会で暮らす日々の生活の中でも、素直な「感覚」を大切にしていくことで、「五感」が刺激され、より豊かで美しい生活が手に入れられるのではないでしょうか。

(TOKYO FMの番組「クロノス」のコーナー「NOEVIR BOTANICAL LIFE」2016年9月2日放送より)

最終更新:9月2日(金)11時8分

TOKYO FM+