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警察署長「命を大事に」 相次ぐ中学生自殺受け/青森

デーリー東北新聞社 9月2日(金)10時47分配信

 命を大切に―。七戸町立天間舘中で1日に開かれた第64回七戸地区少年防犯弁論大会で、審査員の豊川福博七戸署長が生徒らに命の尊さを説く場面があった。管内の東北町で町立上北中の男子生徒が2学期を目前に自殺するなど青森県内で痛ましい事案が相次いでいることを意識した発言とみられ、警察の立場からメッセージを送った形だ。

 大会には東北、七戸両町の5中学校から11人がエントリー。会場となった天間舘中の全校生徒と教職員らが聴衆として参加していた。

 豊川署長はあいさつの中で、県内で2人の中学生が亡くなった―と切り出し、「命を大事にしてください。皆さんの命は皆さんだけのものではありません」などと訴えた。

 上北中1年の男子生徒の自殺は、残された書き置きの内容などから、いじめが原因との可能性が高まっている。2日には第3者でつくる町教委の付属機関「町いじめ防止対策審議会」が組織され、有識者らが背景や原因などを調査する方針だ。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月2日(金)11時0分

デーリー東北新聞社