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キングコング西野 「16年間ずっと炎上中です」

TOKYO FM+ 9/2(金) 13:00配信

脳科学者の茂木健一郎がお届けするTOKYO FM「Dream HEART」。毎回、日本や世界で“挑戦”をテーマにチャレンジする人々を迎え、その挑戦に迫る当番組。8月28日の放送では、漫才コンビ、キングコングのツッコミ担当であり、絵本作家としても活躍する西野亮廣さんが出演。その発言が何かとネットの標的になりがちな西野さんが、自身の“炎上の歴史”を振り返りました。


茂木「西野さんといえば“炎上”。本人としてはどうなんですか?」

西野「それこそベッキーみたいに、ずっと好感度高くて急に炎上したらすごくダメージはでかいと思うんですけど、僕、デビューから16年間ずっと炎上していますから。昔はそれこそSNSがなかったから公になっていないだけの話で、言うても週2、3回は炎上してましたね。それが日常だから、いつも燃えてる炎で暖をとってる感じでした、ハイ(笑)」

茂木「炎上する時ってコメントは読んでいるんですか?」

西野「基本的に無視ですね」

茂木「みなさーん! 読んでないそうです!」

西野「ハハハハハハ! 無視が一番良いです」

茂木「無視するとまた怒る人いません?」

西野「それもまた無視です(笑)」

茂木「逆に応援メッセージとかは読んでます?」

西野「僕はTwitterで必ず『西野 おもしろい』とか『西野 天才』でエゴサーチかけて、いい発言はリツイートするようにはしてますね」

茂木「西野さんが書かれた『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』がビジネス書として本当に優れているなと思ったのは、Twitterはもう拡散ツールとしての役目は終わっていると」

西野「はい」

茂木「自分でつながりにいかないとダメだと」

西野「そうそう。2013年の頭ぐらいに、クラウドファンディングを使ってニューヨークで個展をやったんです。その当時って、クラウドファンディングというものの認知度が今よりもっと低かった。クラウドファンディングしますよって言ったところで、みんな何のこっちゃ分からなかったんです。で、Twitterに【拡散希望】みたいなものが流れてきたときに、僕自身はいつもスルーしていたんですが、自分もクラウドファンディングをやってみて、SNSは拡散機能としてはもう死んでいるなと思ったんです。網をかけたところでみんなスルーするスキルを身につけてしまった。あ、もうこれは網じゃなく、素潜りして銛で獲物を取るしかないなと。手紙を書くにしても、30年前に書く手紙と今書く手紙って重さが全然違う。今は1対1の効き目がすごくある時代。SNSでも1万人に網をかけるより、1対1を1万回やった方が効率が良かった。それで僕が『キングコング 西野』でつぶやいている人を探して『初めまして、西野です。今度クラウドファンディングをやるんで良かったらこのURLクリックしてもらえないですか?』みたいに話しかけるんです。お客さんからしたらビックリするじゃないですか。“会いに行けるアイドル”じゃなくて、“会いに来る芸人”みたいな。そっちからくんのかい!みたいな(笑)。で、驚いたお客さんが僕のツイートを友達にリツイートするんです。2週間で7~800人に声かけたんですけど、ほとんどリツイートしてましたね」

茂木「僕ね、西野さんと初めて出会った頃にすごく印象に残ってるのが、独演会のチケットを自分で手売りしていたじゃないですか。あれがすごく新しいなと思って。この人おもしろいことやってるなぁって」

西野「結局1対1でやった方が拡散するなってことが分かったので、だったら2,000枚のチケットを手売りしようと。僕、売りながらお客さんと2ショットを撮って自分のTwitterにあげるようにしてたんです。で、買った人は絶対僕のツイートをリツイートする。これで広まるんですよ。この間独演会やったら、お客さん4,000人集まりましたから。僕、元々個人ライブでは400人ぐらいしか集められなかったんですけど、売り方を工夫したら10倍になって広まっていった。1対1、おもしろいですよ」

(TOKYO FMの番組「Dream HEART」2016年8月28日放送より)

最終更新:9/2(金) 13:00

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