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「例年以上のおいしさ」 下北の一球入魂かぼちゃ

デーリー東北新聞社 9月2日(金)10時57分配信

 1株につける実を1個に限定することで、スイーツのような甘さに育つカボチャ「一球入魂かぼちゃ」。ブランド化を目指す下北地域で、8月下旬から県内外への出荷が始まったのを受け、栽培を手掛ける下北カンブリア農場(むつ市、沖二昭宏代表)の関係者が1日、市役所に宮下宗一郎市長を訪ね、「例年以上においしくできた」と売り込みに意欲を示した。

 一球入魂かぼちゃの品種は、甘さとホクホクとした食感のバランスが良い「ダークホース」。夏季冷涼な気候を生かして、下北地域の18生産者が栽培している。

 一般的なカボチャは1株から3~6個を収穫するが、1個を大事に育てることでうま味が凝縮し、糖度は13~15度に高まる。手間暇を掛けて色や形にもこだわっており、市価で1個数千円で販売されるものもある。

 同市の下北測量企業グループ傘下の同農場は50アールで栽培。先月に1回目の収穫を終え、10月までに計3回を予定している。
 この日、市役所を訪問した沖二代表や下北測量の常田嘉一郎代表らは、品質に太鼓判を押しながらも、先の台風10号の強風で9月収穫分の葉などに被害があったことを明かし、「回復する可能性もあり、どれだけ影響があるのか注視していく」と語った。

 試食した宮下市長は「甘く、独特の風味が広がり、味は“むつ(六つ)星”。11月には一球入魂かぼちゃを使った商品開発を見据えたイベントの開催を予定しており、さらに盛り上げたい」と話した。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月2日(金)10時57分

デーリー東北新聞社