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「いいたてクリニック」再開 5年2カ月ぶり、村唯一の医療機関

福島民友新聞 9月2日(金)11時38分配信

 東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く飯舘村で1日、村唯一の医療機関「いいたてクリニック」が約5年2カ月ぶりに再開した。当面の診療は火曜と木曜日の週2回で午前中のみ。総合診療科として医師1人と看護師ら4人の5人態勢で診療する。

 村内の大部分は2017(平成29)年3月末に避難指示解除されることから、村は村民の帰還促進に向けて医療体制の充実に期待を寄せる。菅野典雄村長は「1人でも多くの村民が戻る努力をしなくてはならない」と決意を述べた。

 福島市であづま脳神経外科病院などを運営する「秀公会」が、原発事故前と同様に指定管理者として同クリニックを運営する。樋口郁夫理事長は「段階的に診療の充実を検討したい」と述べ、村民の帰還状況に応じて診療日の拡大も検討する考え。

福島民友新聞

最終更新:9月2日(金)11時38分

福島民友新聞