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オスプレイ防災訓練に参加

長崎新聞 9月2日(金)9時9分配信

 長崎県佐世保市は1日、陸上自衛隊相浦駐屯地(大潟町)で、本土や離島部での大規模地震発生を想定した市総合防災訓練を開いた。九州の自治体主催として初めて米軍の新型輸送機オスプレイが参加。災害派遣医療チーム(DMAT)が搭乗して離島の宇久島に向かい、現地から負傷者を搬送する訓練に当たった。

 予備機を含む米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の2機が参加。佐世保市によると、オスプレイが自治体の訓練に参加するのは全国で2例目で、同市の訓練に米軍の航空機が参加するのは初めて。朝長則男市長は訓練終了後「意義ある訓練になり、災害時におけるオスプレイの重要性を再認識した」と評価した。

 同日午前、救援物資の造水装置を積んで同駐屯地に着陸。市総合医療センターの医師ら3人のDMATを乗せて宇久島へと向かった。島では島民ら約200人が見守る中、負傷者役の市消防局職員を担架で収容し、約50分後に駐屯地へと戻った。

 オスプレイをめぐっては2017年度末に同駐屯地を本部に新編される水陸機動団と一体運用するため、政府は陸自機として佐賀空港への配備を計画。だが安全性などへの懸念が根強く、地元の同意は得られていない。今回の訓練でも佐世保市の平和団体などが参加させないよう申し入れていた。

 訓練には警察や消防、自衛隊など50団体から約1300人が参加した。

長崎新聞社

最終更新:9月2日(金)9時9分

長崎新聞