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規格外の主人公登場! ディズニー映画最新作の魅力とは?

クランクイン! 9/2(金) 20:30配信

 ディズニー映画といえば、美しいプリンセスやキュートな動物など、老若男女から愛されるキャラクターを数々生み出してきた。そんなディズニーが、9月17日(土)に公開する最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で新たな挑戦に打って出る。なんと本作の主人公は“巨人”。しかも“おじいちゃん”。そこで今回は『BFG』に詰め込まれた、ディズニーのチャレンジ精神に迫りたい!

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 本作は、ロンドンの児童養護施設で暮らす“ひとりぼっちの少女”ソフィーと、子供たちに夢を届ける“やさしい巨人”BFGの奇妙な友情を描く感動のファンタジー・アドベンチャー。巨匠スティーブン・スピルバーグとディズニーが初タッグを組んだことでも話題を集めている。

 ネット上では、早くも期待の声が多数!と思ったが、「早く見たい!」といった期待の声がある一方、「おじいちゃんの巨人が怖い」「ストーリーが暗そう」といった声も。うーん…確かに、劇場での予告編やテレビCMでは、ソフィーが暗闇からヌッと伸びてきた巨大な手によって連れ去られてしまうシーンが流れており、なんとも恐ろしい…。

 「これは自分の目で確かめてみるしかない!」と思い、一足早く鑑賞…すると、事前に抱いていたイメージとは驚くほど違った。「怖くて、暗い」と思っていたストーリーが、児童文学が原作とあってわかりやすく、ストンと頭の中に入ってくる。さらに、少女ソフィーとBFGとの奇妙な交流と、二人の絆が深まっていく様子がとても丁寧に描かれており、思わず涙があふれてしまうほど心が温まる!“スピルバーグらしさ”を感じることができるユニークなシーンも満載で、思っていた「怖くて、暗い」要素はほとんどなく、むしろ「ユニークで、カラフルで、ほっこりと、癒される」。


 何より「気持ち悪い」という意見まであったBFGが愛おしい。シュワシュワと泡立つ飲み物“プップクプー”が大好きで、これを飲むと“プリプリプー”と椅子から飛び上がるほどのオナラが出る。「えー!オナラ!」と思いながらも、コミカルに描かれており、これには声を出して笑ってしまった。他にも肝心なところで言い間違えてしまうお茶目な一面もあり、映画の終盤には“巨人のおじいちゃん”に対して母性のようなものが芽生え「グッズが欲しいほどかわいい!」と激変してしまうほど…笑。BFGはいい夢や悪い夢を調合し、夜になると子どもたちに吹き込むという仕事をしているが、この設定も実に面白い。寂しい男の子に幸せな夢を吹き込んであげるシーンを見ていると「あー、小さい頃に見た幸せな夢はBFGのおかげか…」なんて思えてくる。

 ディズニー映画の大ヒットを支えるティーンや20代の女性に響くかわいいキャラクターではなく、“おじいちゃんの巨人”を主人公に持ってきたディズニー。それは、世代や人種を超えた友情、愛をダイレクトに伝えるための新しいチャレンジだったに違いない。でも、規格外の主人公を誕生させたとはいえ、しっかりとユーモアと暖かさを届けてくれるところはさすが!BFGとソフィーが、育んだ友情を糧にトラブルを乗り越えていく展開は、ディズニーの王道そのもの。是非たっぷりと、驚きの主人公像と感動の物語を、堪能してほしい。

 映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)全国公開。

最終更新:9/2(金) 20:30

クランクイン!