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宮古島発のサプリが「機能性食品」に 沖縄県内初認定 目鼻の不快感軽減

沖縄タイムス 9/2(金) 8:15配信

 宮古島市の武蔵野免疫研究所(吉田八束代表)が開発したサプリメント「宮古ビデンス・ピローサ(BP)」が、消費者庁の機能性表示食品に沖縄県内で初めて受理された。同製品は、宮古島や沖縄県内各地に広く植生するビデンス・ピローサ(和名・タチアワユキセンダングサ)のエキスでつくられ、「目や鼻への不快感を軽減する」と表示できるようになった。消費者に分かりやすく機能を伝えることができるため、売り上げ向上が期待できる。同社は9月下旬にも機能を表示した新たなパッケージで宮古BPを売り出す。

 武蔵野免疫研究所の販売会社、うるばな宮古(宮古島市、吉田八束代表)が届け出、7月に受理された。

 ビデンス・ピローサは亜熱帯・熱帯地域に自生するキク科の植物。熱帯アメリカ原産の帰化植物で、県内に幅広く分布し、サシグサとも呼ばれる。宮古ビデンス・ピローサは抗炎症作用が強いことが分かっている。

 同社は宮古ビデンス・ピローサのエキスを使い、錠剤などのサプリメントを開発、販売。花粉症などの目や鼻のかゆみ、鼻水を抑える効果があるという。

 2012年に宮古ビデンス・ピローサのエキスで、日本健康・栄養食品協会の第三者認証制度の健康食品の安全性自主点検認証を取得。14年に宮古BPを特定保健用食品(トクホ)に申請している。

 機能性表示食品制度は昨年4月に開始。健康食品などの製造業者は、機能効果の研究論文などの科学的根拠を消費者庁に届け、受理されると「肝臓の働きを助ける」といった具体的な機能を表示できるようになる。9月1日時点で、全国で412件が受理されている。

 特定保健用食品や栄養機能食品でも機能表示が認められているが、臨床試験などの多額な資金が必要な上、審査期間が長く、中小企業には取得が難しかった。(政経部・照屋剛志)

最終更新:9/30(金) 11:00

沖縄タイムス

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