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暑かった 2016年沖縄の夏 平均気温は戦後最高29.4度

沖縄タイムス 9/2(金) 10:30配信

 今夏(6~8月)の沖縄地方の平均気温が平年より1・1度高い29・4度に上り、統計を開始した1946年以降で過去最高を更新した。沖縄気象台が1日発表した。記録更新は25年ぶり。91年と98年の記録を0・3度上回った。沖縄周辺の平均海面水温も、沖縄本島を含む東シナ海南部、先島諸島を含む沖縄の南の海域それぞれで、気象衛星での観測を開始した82年以降で最高となった。

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 県内の観測地点別では、8地点(那覇、名護、久米島、南大東島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島)のうち、南大東島を除く7地点で平均気温が29度を超えて過去最高だった。沖縄地方の日照時間も平年より1割長く、降水量は平年の8割にとどまった。

 海面水温も東シナ海南部で28・8度、沖縄の南の海域で30・1度に上り、それぞれ平年を1・2度、1・1度上回った。

 地球温暖化や春のエルニーニョ現象の終息の影響に加え、インドネシアやフィリピン周辺で積乱雲が多く発生した影響で、沖縄周辺で下降気流が強まり、沖縄地方が高温・多照をもたらす高気圧に覆われやすくなったのが要因とみられる。

 気象台の予測によると、9月は低気圧や南からの温かく湿った空気の影響で日照時間が短くなり、降水量も増えるが、平年より暑い傾向は続く。海面水温も、東シナ海南部で9月前半まで、沖縄の南の海域で9月中旬まで、それぞれ30度を超える見込みで、平年よりかなり高い水温を維持するという。

 沖縄地方の平均気温は那覇、久米島、宮古島、石垣島、与那国島の5地点の平均を、平年の平均気温・海面水温は1981~2010年の平均をそれぞれ算出した。

最終更新:9/2(金) 10:30

沖縄タイムス

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