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米議員:タカタ製エアバッグのガス発生剤に疑念-トラック爆発で

Bloomberg 9月1日(木)6時55分配信

タカタのエアバッグ部品を輸送中の業者のトラックが米テキサス州で8月22日に爆発した問題で、エアバッグの大規模リコール(無料の回収・修理)に関してタカタを批判してきた米議員らはリコールの核心部分にあるガス発生剤の安全性に対する疑念があらためて浮き彫りとなったと指摘した。

民主党のエドワード・マーキー、リチャード・ブルーメンソル両上院議員は、米運輸安全委員会(NTSB)に対し、死者1人と負傷者4人を出したトラックの爆発を調査するよう8月31日の発表資料で呼び掛けた。同トラックはエアバッグ事故との関連性が指摘されているガス発生剤の硝酸アンモニウムが充填(じゅうてん)されたシリンダー1万4000個を運搬していた。

両議員は発表資料で、この爆発により、硝酸アンモニウムに特有の不安定さに関する疑念が生じたと論じた。

NTSBは31日、爆発に絡んで積み荷書類などの提出を要請したことを明らかにした。エリック・ワイス報道官は電子メールで、「当初の情報では、荷造りは適切だったようだ」とした上で、「書類などの情報を点検し、調査すべき理由が見つかれば、NTSBはそのようにする」とコメントした。

タカタの広報担当ジャレド・レビー氏はコメントを控えた。タカタはトラックの爆発に関して、同社の製品輸送に関する安全手順は規制の要件を十二分に満たしており、顧客との契約を履行する同社の能力に影響が出るとは考えていないと説明していた。

原題:Takata Truck Blast Revives Concerns Over Airbag Propellant (1)(抜粋)

Jeff Plungis

最終更新:9月1日(木)6時55分

Bloomberg