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武田薬に米厚生省が助成金最大320億円、ジカ熱ワクチン開発で

Bloomberg 9月2日(金)6時15分配信

武田薬品工業は米厚生省からジカウイルスに有効なワクチン開発で助成金を獲得した。蚊が媒介する感染症、ジカ熱は米州で急速に拡大している。

武田は1日の発表資料で、米厚生省からワクチン開発資金として最大3億1200万ドル(約322億円)を受け取ることが決まったと説明。第1相臨床試験終了までの分としてまず1980万ドルの供与を受けるとした。武田のグローバル・ワクチン責任者、ラジーブ・ベンカヤ氏は電話インタビューで、同社は来年後半に臨床試験を開始する予定だと述べた。

ジカ熱に有効な治療薬やワクチンはまだ開発されていない。米厚生省の国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は今年8月初めにジカ熱ワクチンの第1相臨床試験の1つを開始した。仏サノフィや米イノビオ・ファーマシューティカルズも同ワクチン開発に取り組んでいる。

武田はジカ熱ワクチン開発のため、デング熱への取り組みを生かす見込みだ。

原題:Takeda Gets Up to $312 Million in U.S. Funding for Zika Vaccine(抜粋)

Tatiana Darie, Ben Bartenstein

最終更新:9月2日(金)6時15分

Bloomberg