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プーチン露大統領:OPECとの増産凍結合意望む-イラン除外も

Bloomberg 9月2日(金)15時10分配信

ロシアのプーチン大統領は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアが原油の増産凍結協議で合意に達することを望むと述べ、イランの参加をめぐる意見の相違が解消されるとの見通しを示した。OPECとロシアで世界の原油生産の半分を占める。

プーチン大統領はウラジオストクでのインタビューで、「経済観念と論理の観点からいえば、何らかの妥協点を見いだすことが正しいだろう。皆がそれを理解していると確信している。それが世界のエネルギーにとって正しい決定だと信じている」と語った。

4月に開かれた増産凍結協議はイランの参加をめぐり不調に終わったが、数カ月前に経済制裁が解除されたばかりのイランの増産継続を容認すべきだと各国は認識していると同大統領は指摘。中国で4、5日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議でサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子と会う際にプランをまとめるよう提案する可能性があると述べた。

OPECが今月アルジェリアの首都アルジェで開く非公式会合で非OPEC産油国と増産凍結で合意に達するとの観測が広がり、原油価格は8月に月間ベースで10%余り上昇。原油価格の長期にわたる低迷で産油国の経済は打撃を受けており、原油市場で競合する生産国に協調を促している。

プーチン大統領は「適正で安定したエネルギー価格の維持に関心のある全ての市場参加者が、最終的に必要な決定を行うことを大いに期待したいと思う」と述べ、ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子について、「合意が可能であり、それらの合意を履行すると確信できる非常に信頼に足るパートナー」との見方を示した。

原題:Putin Pushes for Oil Freeze Deal With OPEC, Exemption for Iran(抜粋)

サウジ副皇太子に関する発言などを追加して更新します.

Torrey Clark, Grant Smith, Ilya Arkhipov

最終更新:9月2日(金)15時26分

Bloomberg