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民進党代表選:蓮舫、前原、玉木3氏の争い-安倍政権に対決姿勢

Bloomberg 9月2日(金)15時19分配信

民進党代表選 が2日告示され、蓮舫代表代行、前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長の3氏が立候補した。3氏は午後に党本部で共同記者会見を行い、論戦をスタート。3氏は環太平洋連携協定(TPP)案の臨時国会での承認にはそろって反対を表明するなど安倍晋三政権への対決姿勢を示した。15日の臨時党大会で選出する。

共同記者会見で蓮舫氏は「代表として政権交代まで導いていく覚悟。今の参議院議員のままではいけない」と述べ、当選した場合は衆院にくら替えする考えを示した。前原氏は岡田克也代表が進めた共産党などとの野党共闘路線は「一度リセットすべきだ」と訴えた。玉木氏は「新しいページを開く、次世代の民進党の代表としてこの選挙を戦い抜きたい」と語った。

蓮舫氏はアベノミクスで「税収増になっている部分は一定の評価をさせていただく」と述べたが、「お金の使われ方は次世代への借金を減らすというところにつながっていない」と批判。前原氏は日銀が大量の国債購入を続ける「危険なギャンブルは終わらせなければいけない」と語った。

玉木氏は「借金してでも子どもたちへの支援を思い切って大胆に行っていきたい」と述べ、子ども国債の発行によって子ども、子育て予算を年5兆円、20年間で計100兆円増額する政策を提唱した。

26日召集予定の臨時国会ではTPP承認案などを審議する。蓮舫氏は米大統領選の候補者が現行の協定案を「明確に否定している」ことから、「日本だけが進める環境にはないと思っている」と発言。前原氏は「総論においては必要な取り組み」としながらも、米国が批准する見通しが立たない中で「無理やり押し通すことは反対したい」と言明した。玉木氏も現行の協定案に反対する考えを示した。

Emi Nobuhiro

最終更新:9月2日(金)15時19分

Bloomberg