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【プレイ動画追加】『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』マルチプレイの詳細が判明、新たなゲームモードやコンバット・レースを紹介【COD XP 2016】

ファミ通.com 9/3(土) 4:01配信

文・取材・撮影:編集部 工藤エイム

●宇宙犬ならぬロボット犬の姿も?
 2016年9月2日~4日(現地時間)アメリカ・ロサンゼルスにて、米大手パブリッシャー・アクティビジョンのミリタリーFPS『コール オブ デューティ』シリーズの独自イベント“Call of Duty XP”が開催される。イベント前日となる9月1日(現地時間)には、プレス向けの発表会が開催。本稿では、発表会で明らかになった『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』マルチプレイの情報をリポートしていこう。

※ページ下記に、ドミネーションのプレイ動画を追加しました。(2016年9月8日)

 本作『インフィニット・ウォーフェア』は、さまざまな時代の戦争を描いたシナリオや重厚なドラマ、プレイヤーどうしの熱い駆け引きが楽しめるマルチプレイで、世界中のゲームファンから絶大な支持を得ている人気FPSの最新作。中でも、『インフィニット・ウォーフェア』マルチプレイヤーのお披露目に大きな注目が集まっている。
 今回のブリーフィングでは、マルチプレイの情報が一挙公開! 写真撮影がNGだったため文章中心になってしまうが、ぜひチェックしてほしい。さらに、マルチプレイ動画もお届けする。時間がない方は、動画だけでもぜひ確認してほしい。

●コンバットリグの個性を活かすマルチプレイ
 ブリーフィングでは、Infinity WardスタジオヘッドのDave Stohl氏によるスピーチ後、マルチプレイの最新トレーラーが公開。トレーラー上映後に登壇したリード・マルチプレイ・デザイナーのJoe Cecot氏によるマルチプレイの説明が行われた。
 まずJoe氏は、本作ではあらゆるプレイスタイルをサポートするために、マルチプレイヤーでもっとも重要なふたつの要素であるプレイヤーとプレイスペースをコア・ビジョンとすると言う。

1. プレイヤー
 6つの"コンバットリグ”(タイプ)が、ユニークなプレイスタイルを実現。筆者が実際にプレイした感じでは、コンバットリグは『BO3』のマルチプレイのキャラクタークリエイトのカギとなる"スペシャリスト”に近いシステムだと思われる。コンバットリグは試合中にほかのタイプに変更することができ、プリセットされたものだけでなく必要に応じてその場でクリエイトが行える。たとえば、最初に選んだものでうまくいかず防御力を高めたければ、Mercというタイプに変更できるといった具合だ。
 このコンバットリグは、“ペイロード”と“トレイツ”のふたつの要素から成り立っている。「ペイロードは武器とふたつのアビリティ、トレイツはパークと考えてもらえればよい」とJoe氏。これらは、各プレイヤーのプレイスタイルをサポートするもので、対戦相手との相性、ゲームとの取り組みかたを左右する。“ペイロード”と“トレイツ”を組み合わせて、自分のプレイスタイルに合わせた兵士を作ることができるのだ。

<コンバット・レース(6種)>
●Merc
ディフェンスにフォーカス。ペイロードのSteel Dragonは、敵プレイヤーに自動ターゲットでき、複数のプレイヤーを狙える強力な武器だ。トレイツでは、ヘルス回復力を促進するInfusionを持ち、試合中の耐久力が増し回復が早くなる。

●FTL
遊撃戦術にフォーカス。素早い動きで戦いに行き、敵を倒して去る。ペイロードのFTL Jumpは非常に早いスピードで動くことが可能だ。トレイツのPerceptionはユニークなメカニックで、戦場での状況認識力が向上する。見えないところにいる敵が自身の方向へ向かってきたら、察知できるというものだ。

●Stryker
サポートとエリア防衛がに秀でたタイプ。ペイロードオプションのMicrotoadは、設置することで一定時間攻撃を防ぐドーム状のシールドが出現する。Microtoadでドミネーションポイントをカバーさせることも可能だ。チームメイトに向けて投げて防衛してあげることも。トレイツではTrophy Droneというプレイヤーを追従する小さなドローンがあり、プレイヤーをグレネードから守ってくれる。

●Warfighter
ミッドレンジ(中距離)・スタイルのコンバットにフォーカス。ペイロードオプションのThe Clawはラビッドファイア・スプレッド・ウェポンで、水平線上にふたつの弾を同時に発射するので複数の敵を倒せる武器だ。さらに跳弾で死角にいる敵も狙えるという。

●Phantom
隠密とロングレンジ(長距離)戦闘に特化。ペイロードオプションのBallistic EM3は投げナイフに電気ショックのような爆発効果が付いており、接近してきた敵に投げて倒すほかにも(敵が近くに複数いたら爆発に巻き込める模様)、遠くにいる敵にも効果的だ。トレイツにはRearguardという、身を守るシールドを使用できる。

●Synaptic
リモートコントロールされたロボット兵士。スピードと近距離戦闘に特化している。ペイロードでは手を地面に着けて身を低くし、スピードを上げてメレーアタックが可能(その姿はまるで犬だった)。また、すべてのトレイツはスピードに特化しており、Combat burstではキル毎にスピード・ブーストが付加され、チェーンキルしやすくなるという特性を持つ。

●現代と未来が交差する武器ラインアップ
 続いて、武器について。武器クラスは多数あり、武器は未来らしいモダンな外見と美しさを持つ。さらに、人気のクラシックな武器も追加したとのこと。「武器アーティストデザイナーにとって、武器が実際にきちんと存在するものとして感じられることが重要だったが、成功したと思う」と、Joe氏は述べる。
 武器には、現代の武器を未来に持ち込んだものとされる“バリスティック武器”、パワフルでリコイルもバリスティック武器よりも強いが、エネルギーを銃弾として使う“ディレクテッド・エネルギー武器”がある。エネルギー武器の銃弾は自動的に復元するし、バッテリーは取り出して交換することが可能だそうだ。
 さらに本作には、アサルトライフルとスナイパーライフルのふたつの特性をもつマルチ機能付き武器が登場する。スナイパーモードでは4倍のバッテリーを消費するが、遠くにいるエネミーには効果があり、近くならアサルトライフルモードになるそうだ。


●武器のクラフティング
 さらに本作では、武器のクラフティング要素として、クラフティング用の貨幣を用いることで、プロトタイプの武器を作れる機能が搭載される。コモン、レア、レジェンダリ、エピックの4種類のレア度によって武器の性能が大きく変わり、EMC Avalancheがシングル・ファイアー・ピストルからセブンショット・バーストになるといったさまざまな違いが出てくる。中には、ワンショットでバッテリーを半分消耗するものや、アサルトライフル+ピストルのマルチ武器も用意しているそうだ。

●スコアストリーク
 スコアストリークも『BO3』や『AW』から継続して存在し、スコアを続けて獲得していくことで使用できる。敵の位置をマップ上に表示するUAVに始まり、UAVやケアパッケージなど、次第に大仕掛けな兵器を利用できるようになるのはこれまで通り。Joe氏は、「空気のあるところでも、ないところでもうまく働くようにしました」と前置きをしたあと、キルストリークのひとつのロボット“RC-8”について説明した。“RC-8”はリモートコントロール・ロボットで、約2メート50センチの高さと3本のアーム、巨大シールドを持つ。右にはプラズマハンドキャノンを持ち大ダメージを与えることが可能。ロボットは自動走行し、ハックすればコントロールできるようになるそうだ。もちろん、“RC-8”を出すためにはそれなりの高スコアを出さないといけないだろう。

●マップ
 本作のマップでは、
(1)戦闘に早く入れる
(2)接近戦を奨励する
(3)一度も見たことのない環境
(4)多様なレイアウト・デザイン、リプレイ性
の4つが柱となっているとJoe氏。マップは、窓から美しい地球が見える屋内マップや、『CoD:MW』シリーズの人気マップターミナル復活など多彩だ。以下では、その一部を紹介しよう。

・Frontier
円形の2レーン。もっとも展開の早いマップのひとつ。スナイプしやすい場所や高低差がある場所も。

・Throwback
曲がった3レーン。ミディアム・ベースのマップ。電車や野球場があるが、じつは宇宙に浮かぶドーナツ型の空間の一部。地球が大きく見える壮大な眺めが特徴。

・Frost
直線3レーンのディアム・ペースマップ。CQC(Close Quarters Combat:近接格闘)しやすいデザインになっている。

・Breakout
直線3レーンのマップ。スローペースなマップのひとつで、各レーンでミディアム、ロングレンジ、コンバットに向いた特徴を持つ。

・Terminal
『CoD:MW』人気マップ。イースターエッグも隠されている。

● 新モードの発表も
 多くのクラシック・モードが戻っている中、eスポーツ向けのモードとして、ハードポイント、キャプチャー・ザ・フラッグなども採用。さらに、新モード"Defenderが”発表された。これはドローンがマップ中心に出現し、これを保持すれば ポイントがもらえるというもの。1分後にドローンはリセットされる。チームワークが重要となるモードだ。

 これまでの総括なども合わせて考えると、「1:各プレイヤーによる独特なプレイスタイルを与えたいため、コンバット・レース、武器クラフティング、装備などでそれを実現できる」、「2:進化するミリタリーコンバットを目指している」、「3:装備、ペイロードやトレイツ、マップデザインを有効に使う」の3点がキーポイントだと思われる。
 実際にプレイしてみた感じだと、『BO3』と操作感は似ており、『BO3』を遊んでいた筆者にとってはスラストジャンプ、ウォールランを使用した戦闘は、違和感なくスムーズに楽しめた。今回のハンズオンでは武器クラフティングなどは試せなかったが、これらのシステムがゲームプレイに深みを与えそうだ。

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 ドミネーションのプレイ動画を追加しました。(2016年9月8日)

最終更新:9/8(木) 11:47

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