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沖縄職能校 全国V 水中ロボコン、AUV部門で初

琉球新報 9月3日(土)5時0分配信

 自作の水中ロボットで競技を行う「水中ロボコン in JAMSTEC’16」(海洋研究開発機構など共催)が8月26~28日、神奈川県横須賀市で開かれ、沖縄県から出場した沖縄職業能力開発大学校のチームが自律制御で課題をクリアするAUV(自律型無人探査機)部門で初優勝した。昨年も同部門で準優勝しており、学生たちは「チームワークの勝利だ」と喜びを見せた。
 AUV部門には全国の大学など7チームが出場。深さ3メートルのプールを、水中ロボットを遠隔操作なしで自走させ、底に書かれた赤いラインを読み取り、水面や水中のゲートをくぐったり、ブイに触れたりするな
どしてそのポイントを争う。
 同校のロボット開発には、生産機械システム技術科、生産電気システム技術科、生産電子情報システム技術科の2年生11人が今年4月から取り組んだ。チーム名は各担当指導員のイニシャルから「S・U・I」とし、ロボット名は「ニライカナイ号」と名付けた。
 各科がそれぞれ、機器を納める筐体(きょうたい)、基板やセンサー、プログラムを担当し、協力して全て自作した。生産電気システム技術科の伊藤広樹さん(21)は「水中での制御が大変で、ラインの見え方も環境によって変わってしまうが、(本番では)プログラムの修正・応用がうまくできた」と話した。
 リーダーを務める生産機械システム技術科の翁長海生さん(22)は「3科がまとまり、毎日夜遅くまで頑張った成果が出てうれしい」と話した。
 チームは11月に予定される第2回沖縄海洋ロボットコンテストに出場予定。同校は昨年の第1回大会で優勝しており、翁長さんは「(今年も)2部門で優勝を目指したい」と連覇へ意欲を見せた。

琉球新報社

最終更新:9月3日(土)5時0分

琉球新報