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目の前で交通事故!「しめしめ…」 “バツ2”離婚カウンセラーが教える、たった2問でわかる「別れ時」

withnews 9月3日(土)7時0分配信

 恋人でも夫婦でも、一度愛を誓い合ったからといって、それが長く続くとは限りません。ただ、実際に別れを選択する前には、さまざまな葛藤があります。別れるべきか、踏みとどまるべきか――。離婚カウンセラーで自身も2度の離婚経験がある岡野あつこさん(62)に聞きました。(朝日新聞地域報道部記者・田中聡子)

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離婚した方がいいのは4割だけ

 1991年から離婚相談を始め、これまでに3万件以上の相談を受けてきた岡野さん。離婚をすべきかどうかの判断基準は、「好きか、嫌いか」「損か得か」です。

 「損か得か」は主に離婚後の経済的な問題です。でも、「好き」「嫌い」の感情は複雑で、簡単には答えられません。

 そんな時は、バロメーターとなる二つの質問をするそうです。

 「もし夫(妻)が目の前で交通事故にあったら、『しめしめ』と笑えるか、泣くか」と「海で子ども、夫(妻)、親がおぼれていたら、どの順番に助けるか」です。

 「死んでも『笑える』で、助ける順番が夫(妻)が最後なら、愛情はありません。でも、親や子どもの前に夫(妻)を助けるのであれば、これは再考の余地がありますよ。心の奥底では、まだ『嫌い』じゃないのかもしれない」

 岡野さんが離婚を勧めるケースは、今では全体の4割ほどにのぼると言います。離婚すべきでない人には、夫婦関係を修復するためのアドバイスをしています。

円満の秘訣は「責める」より「褒める」

 「結婚を長く続ける秘訣(ひけつ)は、距離感です。干渉しすぎない。100点を求めない。できないことを責めるのではなく、できたことを褒める。近くにいると、どうしても相手を責めてしまいがちだし、『こうあるべきだ』っていう『べき論』が前に出ちゃうけど、『もう一人子どもができた』ぐらいに寛容な気持ちで接することです」

 離婚後に関係が良くなるケースは、他人になったことで、そうした要求を相手にしなくなるからだそうです。中には、同じ人と再婚する相談者もいると言います。

 一方で、「我慢してまで一緒にいたくない」という傾向は、強まっているようです。
 「いまは女性も経済的に自立して、我慢する必要がない人が増えています。離婚するかしないかは、『自分の幸せをどこまで追求するか』という問題でもありますが、我慢せずにどんどん追求できる人が増えたっていうことです。でも、やはり子どものことや家族のことを思って、離婚しない人もいます。どちらがいいということではなくて、金メダルを目指すのか、『入賞でもいいや』と思うのかの違いですよ」

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最終更新:9月3日(土)7時0分

withnews

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