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【特別映像】家族総出でドタバタ誘拐!その一部始終が解禁『エル・クラン』

cinemacafe.net 9月3日(土)14時30分配信

スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作し、昨年のヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞となる銀獅子賞を受賞した『エル・クラン』。このほど、9月17日(土)に迫った公開を前に、本作の主人公たち、プッチオ家のあまりにもドタバタな(?)誘拐の一部始終がシネマカフェにて解禁となった。

【画像】『エル・クラン』場面カット

80年代初頭、軍事独裁政権崩壊後のアルゼンチン。善悪の基準が変わりゆく中で暮らすエリート一家のプッチオ家は、突如、無職になってしまう。さあどうする!? ピンチの果てにたどり着いた稼業は、なんと“身代金ビジネス”だった! アルゼンチンで知らない人はいないというほどの実話を完全映画化し、本国で大ヒットとなった本作。「映画化にあたっての改変はなし!」とプロデューサーも断言する衝撃作だ。

解禁となった本編映像では、真っ昼間のブエノスアイレスを走る1台の車、リアガラス越しに運転する男を、カメラは映し出していく。すると、前から歩いてきた青年が手を振り、男は車を停止。リッキーと呼ばれる男と青年はどうやら友だち同士で、車がガス欠になったから助けて欲しいと言う。快く車に乗せるリッキー。だが、車に乗り込んだ青年はプッチオ家の長男・アレハンドロだ。

以前、参加したパーティーでナンパした女性の話をしながら、交差点を曲がるリッキー。車内にはTHE KINKS「Sunny Afternoon」の軽快なリズムが響いている。交差点の先にはアレハンドロの青い車が。その車に近づいたそのとき、左手から灰色の車が飛び出し、前を塞ぐ。すぐさま、手に拳銃を持ったマスク姿の男たちが車を取り囲み、「マスクをかぶれ」「出ろ!」「手を上げろ」と、怒号が白昼の交差点に響き渡ることに! 

車から引きずり出され、目隠しを被せられたリッキーは、そのまま車のトランクへ。しかし、あまりの抵抗になかなかトランクが閉まらない。一方、アレハンドロもマスクを被せられ、助手席に座らせられる。走りだす車、息を整える男たち。背後のトランクからはリッキーの叫ぶ声が聞こえてくる。みな、おもむろにマスクを取り、アレハンドロもそれにならうと、運転席の白髪の男が「大丈夫か?」と尋ねる。「アレックス?」と心配そうな男に、ようやくアレハンドロは口を開く。「ああ 父さん」――。


まさかの白昼堂々に行われた、アルゼンチンを震撼させたプッチオ家のドタバタ誘拐。監督こだわりの長回しで描かれるシーンを、まずはこちらからご覧あれ。

『エル・クラン』は9月17日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。

最終更新:9月3日(土)14時30分

cinemacafe.net

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。