ここから本文です

避難所運営など習熟 4日に掛川で県総合防災訓練

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月3日(土)8時0分配信

 大規模地震に備える県・掛川市総合防災訓練が4日、同市内全域を会場に行われる。4月に発生した熊本地震で本県が実施した支援活動で得た教訓を踏まえ、住民と行政、防災関係機関から約4万人が参加して連携を確認する。

 熊本地震の被災地では避難所運営に混乱があった。今回の訓練は自主防災組織主体で市内の広域避難所42カ所すべてで運営訓練を実施し、地元中学生らも参加する。南海トラフ巨大地震を想定した広域受援計画の実効性点検も訓練の重点項目で、支援物資を全避難所へ輸送する手順も確かめる。

 同市の福祉エリア「希望の丘」には仮設救護病院と福祉避難所を開設し、地元医師会や薬剤師会、災害時医療救護ボランティアらが運営に当たる。旧市営住宅和田団地では消防や警察、自衛隊、建設業者らが倒壊家屋からの救出救助や道路復旧などに取り組む。マルチコプター利用協議会も同団地での訓練に参加し、小型無人機「ドローン」の災害時利用の可能性を探る。

 4日は掛川市以外にも9市町が総合防災訓練を行う。8月28日と9月1日に訓練を実施した市町もあり、全県の参加者の総計は約86万人になる見通し。

静岡新聞社

最終更新:9月3日(土)8時0分

@S[アットエス] by 静岡新聞