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“超歌劇『幕末Rock』黒船来航”東京で開幕! 全20曲のRockでパッション炸裂ぜよ!

ファミ通.com 9月3日(土)17時51分配信

●「この夏に負けない熱さ」でキャストが熱演
 マーベラスがゲーム、アニメなどで展開する『幕末Rock』をミュージカル化した“超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』黒船来航”の東京公演が、本日2016年9月3日(土)より東京・EX THEATER ROPPONGIにて開幕。初回公演前に、マスコミ・関係者向けのゲネプロ公演が行われた。

 ゲネプロ公演前に行われた囲み取材には、前作から続投する良知真次(坂本龍馬役)、輝馬(土方歳三役)、佐々木喜英(沖田総司役)のほか、新キャストも登場。京都公演を終え、いよいよ東京公演に臨む意気込みを語った。

 なお囲み取材では、座長・良知による愛ある“イジり”も炸裂。新キャストの糸川耀士郎(高杉晋作役)や三津谷亮(桂小五郎役)もすっかりなじんでいるようで、笑顔の絶えない会見となった。

 8月下旬に京都公演を終え、東京公演を迎えるキャストの面々。キャストは口々に「お客さんがアツくて圧倒された」と語り、新キャストも「京都公演で見えた新しい景色を東京公演でも活かせるようにパッションを持ってがんばりたい」(三津谷)、「誰にも負けないくらい高杉新作を愛していると思います! 気持ちだけは誰にも負けないRockを奏でたい」(糸川)と、熱い意気込みを見せた。また良知は「お客様から熱望されていた続編がようやくできたのは、アツく応援してくださったおかげ」と本作への想いを熱弁。「新キャストを迎えて、お客様も僕も不安ですが(笑)、お客様はもちろん、前回演じたキャストが観にきたときに“この続編に出たかった”と思ってもらえるように、そして初演・再演よりおもしろかった、アツかったと思ってもらえるように、この夏に負けない熱さで演じていきます」とアピールした。

 つぎのページでは、劇中カットを含めて本作をリポート。楽曲リストなども記載するので、ネタバレNG派の方はご注意を!

●アツいRockが響き渡る会場一体型エンタメ!
 “超歌劇『幕末Rock』”といえば、客席といっしょになって盛り上げる演出が見どころのひとつ。色とりどりのペンライトを曲中に振って楽しんだり、いっしょに歌うことができるが、そのタイミングは公演前の前説でしっかりレクチャーしてくれる。会場を訪れるファンは、早めに着席しておこう。なお、本作で披露される楽曲は全20曲(楽曲リストは記事末尾に記載)。龍馬&慶喜によるデュエットソング「絶頂SPIRAL」など、新曲も多く披露された。

 さて、物語は修行に出ていた龍馬が江戸へ戻ってくるところからスタート。お登勢や晋作、小五郎らと再会を喜ぶ龍馬だが、江戸は黒船来航によって危機に瀕していた。そのRockで女たちを熱狂させるジュニアことマシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニアが、破天荒な条約の締結を幕府に迫っていたのだ。幕府や将軍・慶喜を案じる海舟は、かつて幕府の危機をRockで救った龍馬らに、「日本最高のRock、雷舞(ライブ)でジュニアに勝ってほしい」と頼むのだが……。

 前作同様、随所に『幕末Rock』の楽曲を取り入れつつ、ハイテンション&ハイテンポに展開する本作。初演、再演、そして本作と龍馬役を務める良知は安定感バツグンの演技&歌唱で物語を牽引。人々を惹きつけるまっすぐな龍馬の魅力を、茶目っけ&貫禄たっぷりに演じていた。一方、本作から出演する糸川&三津谷も、龍馬と固い絆で結ばれた晋作&小五郎を好演。フレッシュな風を吹き込みつつ、ほかキャストに追いつけ追い越せと言わんばかりの歌声を響かせた。また本作では新撰組の土方(輝馬)&沖田(佐々木)も大活躍。ゲームでおなじみの“誠仮面”が登場したり、沖田はプレイボーイのジュニアに女と勘違いされて迫られたりと、前作よりもコメディタッチの役割で舞台を盛り上げた。そして本作の要となるジュニアを演じる兼崎も、ビジュアル&キャラクターともインパクト抜群のジュニアを熱演。迫力あるセクシーな歌声もまた、江戸の人々を魅了するキャラクターにぴったりだったように思う。

 初演、再演に続き演出・脚本は吉谷光太郎氏が務めているが、もちろん“吉谷演出”ならではの定番も満載。あるときは江戸の人々、あるときはジュニアに心酔する女たち、またあるときはジュニアや慶喜の心を表現する者……と、さまざまに役割を変えるアンサンブルの面々の活躍は健在だ。終始ハイテンションで展開する作品だけに、シリアスなシーンが引き立つのも本作の魅力のひとつ。良知の緩急を効かせた演技や、お登勢(山岸)、海舟(岩崎大)ら“大人たち”の渋い演技が効果的に光る仕掛けになっている。物語自体は前作にも増して破天荒だが、その破天荒な物語に説得力を持たせ、観客を引き込むエンターテインメントに昇華する演出にも注目だろう。

 無条件で盛り上がるRockな楽曲の数々にド派手な演出、そして何よりキャストのアツい『幕末Rock』愛がシンクロし、とにかく「楽しい!」エンターテインメント作品に仕上がっている“超歌劇『幕末Rock』黒船来航”。龍馬たちは、江戸を、そして日本をRockで救うことができるのか? 物語の結末や舞台ならではの魅力を、ぜひ劇場で味わっていただきたい。

●ストーリー
太平洋――。他国へと繋がる大海の荒波を突き進む四隻の蒸気船があった。
「イッツロケンロゥ!ゴキゲンな荒波だ」
メリケンの使節のひとり、ペリー・ジュニアが船の舳先に立ち逆巻く荒波を楽しげに眺めている。
黒船は浦賀の港へ突き進む。
これが後の世に黒船来航と呼ばれる出来事の始まりだった。
時は経ち、ロック修行の旅へと出ていた坂本龍馬が、久しぶりに江戸の地へと訪れるとそこでお登勢と再会を果たす。
お登勢とともに、高杉晋作、桂小五郎の住む老中・勝海舟の邸宅に向かう龍馬。
ふたるとも再会した龍馬のもとに、帰宅した勝海舟がこう告げる。
「雷舞(ライブ)でペリー・ジュニアに勝ってほしい」と。
龍馬たちは超魂(ウルトラソウル)の誇りを胸に戦いを決意する。
雷舞当日、新選組の土方歳三、沖田総司とも再会を果たした龍馬たちは、 超魂團(ウルトラソウルズ)再集合を果たしジュニアに戦いを挑む。
だが、超魂團(ウルトラソウルズ)はジュニアの本場のロックに全く太刀打ちできなかった。
ジュニアの胸元にはなんと複数の超魂(ウルトラソウル)が光り輝いていた……。

●楽曲リスト
M1:五色繚乱
M2:Jack
M3:L or R
M4:GOD BREATH
M5:×××ing
M6:グラデーション
M7:What’s this?(ピアノver.)
M8:共鳴進歌
M9:暁のFreebird
M10:不完全パズル
M11:群青を射す光
M12:宙ノ翼
M13:Rolling Thunder
M14:MASTER COMMUNICATION
M15:絶頂SPIRAL
M16:WHITE
M17:GOD BREATH -混色様式-
M18:LAST SCREAM
M19:Crash My Hand
M20:What’s this?

●公演概要
◆公演名:超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』黒船来航
◆公演日程:
・京都(京都劇場):2016年8月20日(土)~21日(日)
・東京(EX THEATER ROPPONGI):2016年9月3日(土)~9日(金)
◆キャスト:坂本龍馬役:良知真次、高杉晋作役:糸川耀士郎、桂小五郎役:三津谷亮、土方歳三役:輝馬、沖田総司役:佐々木喜英/お登勢役:山岸拓生、勝海舟役:岩崎大/井伊直弼役:吉岡佑、徳川慶喜役:Kimeru/マシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニア役:兼崎健太郎
アンサンブル:山沖勇輝、山田諒、佐藤優次、仲田祥司、池田謙信、吉田邑樹、新開理雄、狩野新之介、市川耕大、竹井弘樹
◆原作:『幕末Rock』(マーベラス)
◆脚本・演出:吉谷光太郎
◆音楽制作:テレビ朝日ミュージック
◆振付:MAMORU
◆協力:ギブソン
◆主催:マーベラス、テレビ朝日ミュージック、NBCユニバーサル・エンターテイメント、NAS

最終更新:9月3日(土)17時51分

ファミ通.com