ここから本文です

N1ゲート前に300人 機動隊も車両40台、400人集結

琉球新報 9月3日(土)9時53分配信

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題で、新たなヘリパッド建設に反対する市民ら約300人は3日午前6時すぎ、N1地区ゲート前で集会を始めた。集会と同時にN1ゲートより東村高江側にある高江橋で、市民ら約50人が車両を止めたり、座り込んだりして、ダンプカーや作業車をゲート内に入れない抗議行動を展開している。午前8時30分現在、高江橋周辺に市民の車両約50台が止められている。N1ゲート前で行われている集会への参加者は高江橋の手前で車を止め、徒歩で向かっている。
 基地の県内移設に反対する県民会議が8月29日の幹事会で9月から毎週2回(水・土曜日)、ヘリパッド建設阻止を目的にした一斉行動を行うことを決めており、3日はその初日。午前8時現在、ダンプカーによる砂利搬入や作業員を乗せた工事関係車両は確認されていない。
 集会が始まってから1時間をすぎた午前7時半ごろ、平和市民連絡会のメンバー55人が大型バスで駆け付け、集会参加者から拍手で迎えられた。退役軍人でつくる「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」琉球沖縄支部のダグラス・ラミスさん(80)ら6人も参加している。
 機動隊は午前5時前から車両約40台で現場に集結した。市民が集会や抗議行動をしている地点の周辺で機動隊約400人が待機している。
 市民らは午前4時半すぎから東村高江の集落の手前にある大泊橋に車両数台を止め、工事作業員の乗った車両の通行阻止行動を始めた。その際、N1ゲートに向かう警察車両約40台の車列が橋の手前の県道70号にずらりと並び、異様な光景が広がった。
 N1ゲートで始まった集会で沖縄平和運動センターの山城博治議長は「早朝からものすごい数の警察が集結し、抗議行動を排除しようとしている。私たちの体は押さえ付けられても、県民の怒りは押さえ付けることはできない。きょう一日、複数の場所で工事関係車両をゲート内に入れない抗議行動を展開していこう」と呼び掛けた。糸数慶子参議院議員も登壇しあいさつした。【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:9月3日(土)9時53分

琉球新報