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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のアレ的な“未来のスニーカー”最前線

M-ON!Press(エムオンプレス) 9/3(土) 18:07配信

“自動で、靴紐を締めてくれるスニーカー”
そんなSF映画でしか見たことのないような未来のスニーカーが市販されることが、2016年3月に発表され話題となった。

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それがナイキの「HyperAdapt 1.0」。この機能は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で描かれた2015年を迎えることを記念して制作されたアイテム「Nike Mag」のために開発された技術。「HyperAdapt 1.0」はその機能が搭載された、次世代のアスリート向けスニーカーである。

このように、日進月歩で進化するスニーカーの機能。その中から、今回は「音楽」とコラボレーションすることを目指した“未来の靴”を紹介しよう。

■ワウペダルになるスニーカー

まずは、ギターのワウペダルとなるスニーカー「Converse All Wah」。世界的なスニーカーブランド・コンバースが2016年に発表したこのアイテムは、2013年に発表されたプロトタイプ「Chet Atkins All Wah」の進化版である。

「ワウペダル」とは、ペダルを靴で踏むことでギターの音色を変化させるエフェクターである。この「Converse All Wah」には、靴の反りを感知してエフェクトをかけるセンサーが靴底に搭載されているため、スニーカーを履いて踏み込む動作をするとワウペダルを踏むのと同じ効果が得られる優れものだ。

「Converse All Wah」が印象的なのは、ギターと機材を繋ぐケーブルを挿す「位置」。スニーカーの側面に、2本のケーブルがそのまま刺されたビジュアルは非常にユニークだ。そのスニーカーを動かして、ワウのかかったサウンドをコントロールするギタリスト……その姿は、ライブ中に観客の注目の的となること間違いなしだ。

■履いて動くと演奏できて、しかも光る

もうひとつの「未来のスニーカー」は、DMM.make AKIBA発のベンチャー「no new folk studio」が開発した「Orphe」。

「Orphe」は、9軸のモーションセンサー、Bluetoothモジュール、100個以上のカラーLEDなど、超ハイテク部品の数々が内蔵されたスマートシューズ。

音楽や照明を操作することのできるコントローラのようなアイテムである「Orphe」は、モーションセンサーが動きを感知しデータ化。そのデータをBluetoothモジュールがリアルタイムで外部の機材に送信する仕組みとなっている。

例えば、「Orphe」のつま先、かかと、靴底に「音」と「色」を振り分け、ステップを踏むとその動きによってビートを生み出し、シューズ自体を色鮮やかに光らせる。

この機能をダンサーが活用すれば、今まで見たことのないようなパフォーマンスを生み出すことになることだろう。

続々と開発が進む“未来のスニーカー”。ワウペダルとなるスニーカー「Converse All Wah」は、残念ながら商品化はされていないが、「Orphe」はすでにクラウドファウンディングで、11万ドル(約1100万円)を超える資金を集め、2016年6月より一般予約販売が始まっている。

これからは、どんなクレイジーでスマートな“未来のスニーカー”が誕生するのか。さらなる新製品の登場も楽しみである。

最終更新:9/3(土) 18:07

M-ON!Press(エムオンプレス)

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