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徹底検証!格安スマホのメリット・デメリット

ZUU online 9/3(土) 18:10配信

「お金を貯めたい!」

そう思った時に最初に考えるのが、日々の節約。そして、固定費の削減です。

「格安スマホ」は固定費削減の強い味方ですが、なんだかよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。

そんなわけで、DAILY ANDS編集部は2016年夏、金融について学びたい女性たちのコミュニティ「きんゆう女子。」とコラボし、格安スマホについて詳しい方にとことん質問する座談会を都内のカフェで実施しました。

今回はその様子をお届けします。

座談会の参加者(敬称略)
・Sさん…座談会講師。格安スマホに乗り換えた男性エンジニア
・鈴木万梨子さん(鈴木万)…「きんゆう女子。」主催
・木之下ゆり子さん…きんゆう女子。メンバー
・水木絵梨さん…きんゆう女子。メンバー
・鈴木千晴さん(鈴木千)…きんゆう女子。メンバー
・Tさん…iPod touchやソフトバンクの株主優待を活用し、月々の通信費を5000円に押さえている男性
・DAILY ANDS編集部

■講師は通称『パソコンおじさん』のエンジニア

鈴木万「みなさん、こんにちは。きんゆう女子。主催の鈴木です。

きんゆう女子。では生活費を見直す会というのをよくやっています。そのときに、収入の10%、つまり20万円の収入であれば2万円は貯蓄に回したいよね、というお話が出るんです。2万円をどうやって捻出するかって考えたら、まずスマホ代見直したいなと。でも、格安スマホのCMを見ていてもよくわからず、『どういうこと?』ってなるので、スマホに詳しいSさんに今日は、格安スマホに乗り換えた実体験を聞きながら、質問などしていきたいと思います」

S「Sです、よろしくお願いします。私はIT企業でシステムインフラに関する仕事をしています。社内では『パソコンおじさん』というあだ名で呼ばれてまして、個人的にパソコンやスマホに関する相談を受けてます。

いわゆる格安スマホに乗り換えてどれくらい安くなったか、結論からまず言うと、もともと私、auのスマホを使っていて、月々の料金は8000円~1万円くらい(端末代別)でしたが、今は2000円ちょっとくらい(端末代別)です。今はDMM.comという会社の、DMM mobile というサービスを使っています」

ここでSさんがパソコン画面に月々の請求額を表示してくれました。

参加者みんなで覗きこんでみると…おお!確かに月額2000円代で収まっています。

Sさんによると、通話ができない契約(データSIMプラン)で月額1000円台というところもありますが、通話ができる契約(音声通話SIMプラン)だと2000円ほどが多いのだそうです。

■格安スマホに乗りかえたキッカケは?

Sさん「私が通信費を安くしたい!と思ったキッカケは結婚が決まったことだったんです。ちょうど昨年夏くらいに結婚することが決まったタイミングで、式を2人で挙げようと。そのタイミングから、お金をどうやって貯めておこうかと考えはじめたんですね。で、ランニングコストを見直した時に、『携帯代高いな』と」

鈴木万「固定費を抑えたいというキッカケは一緒ですね!」

S「はい。そこから調べはじめまして、乗り換えまでだいたいひと月くらいで完了しました」

たった1カ月で乗り換えは完了するものなのか!と一同ビックリ。

S「手続きとしてはまず、ネット経由でauから、乗り換えのために必要なMNP予約番号をもらいました。次に、DMMの申し込みサイトにその番号を入力して、本人確認用の公的書類として自分の免許証画像をアップロードしたりと、申し込み手続きを行いました。

今回はスマホも一緒に買ったのですが、数日後にはSIMカードとスマホが自宅に届きまして、新しいスマホへ届いたSIMカードを入れて、手続きは終わりです。

あとは、電話帳データをコピーしたりとか、アプリを設定したりとか。ちなみに、そのとき契約していたauのデータ定額プランが、解約の際に日割り計算とならなかったので、もったいないと思って月末まで手続きを待ちました。なので、実質の手続きは数日で終わりましたね。」

……たったそれだけ? ていうかお店に行かなくていいの?? 手続き自体は思いの外カンタンそうです。

■そもそも論として、格安スマホって何? SIMフリーって?

鈴木万「そもそも論として、格安スマホがどういうものか今一度聞きたいです! デバイス(端末)が違うのか、とか」

S「まず、格安スマホというのは、SIMフリーと呼ばれる、比較的安価な端末を使います。この端末とMVMOという、docomoなどの大手キャリアから無線通信インフラを借りている業者のサービスを組み合わせているんです。

大手キャリアの余っている回線を使ってサービスを提供して、実店舗を持たずにネット上で手続きをするので、安く抑えられるんですよ」

鈴木万「SIMフリーって何ですか?」

S「ここがすごくわかりにくいところですね。例えばざっくりいうと、ドコモで買った端末はカスタマイズされてしまっています。ドコモ以外で使えないとか。それをSIMロックといいます。そして、ロックされていない端末をSIMフリーといいます」

鈴木万「私は旅行サービスも仕事で関わっているんですが、海外からのお客様が日本の空港でSIMフリーのスマホを買うのをよくみますね」

S「よかったら実物をお見せしますよ。多分見た方がわかりやすいですよね」

と、ここでSさんの格安スマホが登場。見た目は普通のアンドロイド端末ですね。

S「ちなみにですが、SIM自体のサイズが機種によって違うんです。3種類くらいの大きさがあるのですが、iPhoneだと、Nano SIMっていって、一番サイズが小さいSIMです」

鈴木千「SIMにはどういう情報が入っているんですか?」

S「電話番号等の契約者情報が入っています」

■格安スマホのメリットは?

一通り、格安スマホの説明が終わり、次にメリット・デメリットの話題になりました。

S「格安スマホのメリットはいうまでもなく、圧倒的に通信料金が安い所です。あと、これはいいなと思ったのが、契約の2年縛りがなく半年~1年縛りがだいたいなんです。縛りがないから気軽に乗り換えできます。もうちょっと安いのに変えちゃおうかな?とかもできる。そういうのがすごくいい。あとは、スマホも持込み可能だったりして、比較的自分で選べるのはメリットです」

契約の縛りがない、というのはあまり聞いたことがありませんでした!

■格安スマホのデメリットは?

S「じゃあデメリットは何かというと、よく言われるのが、『@docomo.ne.jp』とかのキャリアのメールが使えないということ。でもこれ、考えたんですが、最近、キャリアのメール使いました?」

参加者一同「最近はLINEとかでやり取りするからキャリアのメールは使わないかな…」

S「ですよね。僕も格安スマホ乗り換えのキッカケは挙式のためのお金だったんですけど、結婚式に知り合いを呼ぼうと思った時、LINEで事足りたんです。それで、キャリアのメールはいらないんじゃないかと思いましたね。あとは、FacebookとかGmailとか連絡手段ありますから」

キャリアのメールを使えない、ということをデメリットととるかどうかは、人による、ということのようです。

■通話料はちょっと高め。だけどカケホーダイプランも出ている

S「続けて、デメリットには通話料が高めということもあります。3大キャリアは通話料すごい安いんです」

調べてみると、1分数十円ほどかかる格安スマホもあるようです。「通話中心の人は結構辛いかもしれない」と思いきや、最近はちょっと格安スマホの通話料も見直されているのだとか。

S「ただ、これは最近変わってきていて、MVNO側でも1500~2000円とかのカケホーダイプランでてきています。なので現状、格安スマホのデメリットとして『通話料の高さ』をとらえづらくなっています」

おお!これは朗報です。また、電話にこだわりがなければ、LINE通話すればいい、という考え方もあるようです。

S「あと、MVNOによっては留守番電話やキャッチホンがない場合もあります。でも、絶対に留守電ほしいという人は、留守電があるMVNOのキャリアを選べばいいと思います」

■格安スマホ、これまでのスマホとの一番大きな違いって?

S「格安スマホのデメリットの最後になりますが、これが一番の違いだと思うんですが、ドコモショップみたいなサポート窓口がないことです。手厚いサポートが欲しい人はキャリアに残った方がよいです。

あと、人によりますがキャリア独自のサービスとか。でもそれも、使っていなければデメリットではないんじゃないと」

ここらへんは人によって感覚は違いそうですが、この日の参加者は、「特にこだわりはないかな」という考えの人が多いようでした。

Sさん「あと、ネットでよく出るのが、『回線品質がよくない』ということ。ざっくりですが、格安スマホはドコモとかの余ってる回線を使っているようなんですが、確かに回線品質が悪くなるタイミングもあります。例えばお昼どき、駅だったりとか、混み合うタイミングで利用する場合は、ちょっとつながりづらい場合も確かにあります。ただ、どの程度気にするかだと思います、そこも」

Sさんによると、速度で一番気になるのはゲームだそうです。ゲームをすごく頻繁にするという人にとっては、通信が遅くなるのは辛いかもしれないですね。

……と、この後、格安スマホの話題の自宅の通信環境の話題、そして業界の裏話へと移っていきます。(中に続く)

【座談会の続きはこちらから】
中:格安スマホの裏話。比較サイトは情報操作されてるって本当? https://daily-ands.jp/posts/57a74a7f73f321755edefeed
下:自分にピッタリの格安スマホを選ぶ方法。おススメの業者は? https://daily-ands.jp/posts/57a74bd273f321755eb5c4e2

くすい ともこ
DAILY ANDS編集長。北陸の地方紙で5年間記者として勤務後、Web編集者に。「無理のない範囲でコツコツ」をモットーにインデックス投資を始めるも、含み損がコツコツたまっている。(提供:DAILY ANDS)

最終更新:9/4(日) 22:55

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。