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【広島】41度目の逆転勝利!新井さんのおかげV3ラン

スポーツ報知 9月3日(土)5時4分配信

◆ヤクルト2―5広島(2日・神宮)

 広島が今季41度目の逆転勝ちで、優勝へのマジックを7とした。2点ビハインドの5回2死一、三塁から新井が17号逆転3ランを放つと、続く鈴木も3試合連続の24号ソロ。投げては先発・野村が6回2失点で、ハーラートップに並ぶ13勝目をマークした。投打がかみ合い、4連勝で1980年以来の貯金31とし、95年以来の2位以上も確定した。

【写真】5回、逆転3ランを放ちナインに迎えられる新井

 豪快な一発で、試合をひっくり返した。新井は2点を追う5回2死一、三塁、カウント2―2から石川の低めに沈むスライダーを拾った。バットの先だったが、打球は赤く染まった左中間席へ。「石川は制球が良くて、チャンスは少ないと思っていた。スライダーにうまく反応できて良かったよ」。4試合ぶりとなる逆転の17号3ランを、充実の表情で振りかえった。

 神宮はもはや庭だ。今季達成した通算2000安打も、通算300本塁打も、決めたのは神宮。鯉党が球場の半分以上を埋めるのは、もはや見慣れた光景となった。新井が「(ファンの)皆さんのおかげです。大学の頃からやっている場所だし、縁があるのかな」と笑えば、緒方監督も「本当に神宮が好きなんだろうな。よく打つよね」と最敬礼。神宮では3割2分4厘の高打率。セの球場では本拠地マツダの3割4分に次ぐ数字だ。

 打点は94に伸ばし、39歳での最年長打点王にもまた一歩接近した。「優勝というところを最優先に考えている」とした上で、「期待してくれているなら、その期待に応えたい」とタイトルへの意欲もはっきりと口に出した。

 新井の直後に鈴木も続いた。初球の甘いカーブを左中間スタンドへ。3試合連続の24号ソロで、石川に立ち直るきっかけを与えなかった。3戦連発は“神ってる”のフレーズが生まれた、交流戦の6月17~19日のオリックス戦(マツダ)以来。「新井さんが打ってくれているので、楽に打てています」。17歳差のASアベック弾は今季4度目。当然のように全勝している。

 2位・巨人が敗れたため、マジックは2つ減って7。4連勝で貯金31は1980年以来、36年ぶり。95年以来の2位以上も確定した。新井が「自力で減らしていきたいと思います」と叫ぶと、大歓声が沸いた。もはや25年ぶりの優勝を疑うものは誰もいない。その先頭には、39歳の大ベテランがいる。(角野 敬介)

最終更新:9月3日(土)8時2分

スポーツ報知

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