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今季終了後FA レッドソックス田沢を待つモテモテのオフ

日刊ゲンダイDIGITAL 9月3日(土)9時26分配信

 今オフは日本人セットアッパーの動向に注目が集まりそうだ。

 今年で渡米8年目のレッドソックス・田沢純一(30)。すでにメジャー在籍期間は6年に達し、今季終了後にはFAとなる。現時点で球団から契約延長のオファーを受けていないことから、ワールドシリーズ終了後にはMLBから公表されるFA選手のリストに名を連ねそうだ。

 今季の田沢は中継ぎとして48試合に登板し、3勝2敗、防御率4.63。自己ワーストタイの9本塁打を許し、7月には右肩の違和感で故障者リスト(DL)入りするなど、かげりが見え始めたとはいえ、昨季まで4年連続60試合以上に登板。今季も50試合に達するのは確実で、そのタフネスぶりは各球団のGMが高く評価しているという。

「レッドソックスには他球団から毎年のように田沢トレードの打診が殺到している。7月にDL入りしたのは、ポストシーズン進出争いが熾烈になる終盤を見据えて休養させただけ。右肩の状態に不安はない。150キロ台半ばの直球に加え、制球も安定していることから(1試合当たりの四球は2.05)守護神へとつなぐセットアッパーとして需要は高いのです。クローザーが故障した際には代役が務まるのも強みです」(ナ・リーグのスカウト)

 これまで先発やクローザーと比べて中継ぎ投手の年俸は格安だった。金額への不満から先発転向を希望する若手投手は少なくなかったが、ここ数年は状況が変わってきている。計算できるセットアッパーの引き留めを図るため、好条件を提示するケースもある。実際、14年にはヤンキースが中継ぎ左腕のアンドリュー・ミラー(31=現インディアンス)と4年3600万ドル(約43億2000万円)の大型契約を交わして話題になった。田沢の今季年俸は約3億4000万円だが、年5億円程度の複数年契約を結ぶ可能性もある。

 田沢は6月6日に30回目の誕生日を迎えたばかり。今オフ、田沢の代理人の携帯電話は各球団のGMから連絡が途絶えることはなさそうだ。

最終更新:9月3日(土)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL