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一体なぜこんなところに? 徳島県三好市の断崖絶壁に立つ小便小僧の謎

ねとらぼ 9月3日(土)11時25分配信

 断崖絶壁から大自然を見下ろす小便小僧。解放感たっぷりで気持ちがよさそうですが、どこここ?

【春夏秋冬さまざまな小便小僧の雄姿】

 吉野川の支流・祖谷川(いやがわ)にある祖谷渓(いやけい)とよばれる高低差約200メートルの断崖絶壁のキワに小便小僧はあります。見ているだけでなかなか危なっかしい場所にあるのが分かります。それにしても一体誰が、何のために、こんな山奥の断崖絶壁に設置したのでしょうか。

 管轄している三好市観光協会によると、この小便小僧は1968年に徳島県出身の彫刻家・河崎良行(かわさき りょうこう)氏によって制作されたものとのこと。その昔、祖谷渓に沿った祖谷(いや)街道を舗装する工事の作業員や、そこを通る旅人たちが、度胸試しのために像のある岩周辺から小便をしたことが由来で像が設置されたんだとか。

 こんなところから小便をするなんてどうかしていると思われるかもしれませんが、この絶景だったらさぞかしスッキリ……いやいや、絶対にマネしてはいけませんよ。

 ちなみに、その祖谷渓へ行くには四国交通の定期観光バスがオススメ(風呂ノ谷バス停下車)。昔懐かしいボンネットバスで、道幅が狭く断崖の上を走るスリルと四季折々の大自然が満喫できるそうです。

 春夏秋冬、季節によって山の景色は変わっていきます。それでも朝も昼も夜も、小便小僧は顔色一つ変えず、ここに立ち続けているのでした。なお、ここで本当に小便をしてはいけません。

最終更新:9月3日(土)11時25分

ねとらぼ