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釜揚げしらす 給食に 静岡市が加工、流通の確立目指す

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月3日(土)8時25分配信

 静岡市は10月から、用宗、由比の両漁港で水揚げ、加工された「釜揚げしらす」を学校給食で活用する研究に乗り出す。保存、管理が難しく、これまで採用していなかったが、鮮度を保つ加工、流通体制を確立することで、メニュー化を目指す。12月までに試作品を完成させ、まずは用宗、由比両地区の小中学校で提供する方針。9月補正予算案に事業費520万円を計上した。

 市は、東京湾で取れた海産物を示す「江戸前」に倣い、市沿岸部を「しずまえ」と名付け、海産物を生かした地域活性化を進めている。給食メニュー化もその一環で、2015年度からはタチウオのフライやメザシの唐揚げなどを新たに取り入れている。

 市特産のシラスは、これまでちりめん干しが学校給食に活用されていたが、釜揚げしらすを提供する場合は冷蔵や冷凍での保存が必要になる。10月以降、包装や適切な温度での流通などを研究、開発し、釜揚げでの提供を目指す。市の担当者は「試作品がうまくいったら、全市で提供したい」と話している。

 市は学校給食の地産地消化に力を入れていて、15年度の地産地消率(県内産使用率)は45・4%。ただ、市内産に限ると19・3%にとどまっている。

静岡新聞社

最終更新:9月3日(土)8時25分

@S[アットエス] by 静岡新聞