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「まれ」DVDは“お蔵”か 高畑裕太逮捕で2次使用収入が暗礁に

日刊ゲンダイDIGITAL 9月3日(土)15時8分配信

「彼がやったことは許しがたい。一つの優良なコンテツを闇に葬ってしまった……」と嘆息するのはNHKのドラマ制作プロデューサー。

 高畑裕太容疑者の女性ホテル従業員への強姦致傷事件の影響はまだまだ続く。ドラマやバラエティー番組のスタッフや共演者が心血を注いだ作品が“お蔵”になってしまうのだ。

 昨年放送されたNHK朝の連続ドラマ「まれ」。土屋太鳳主演で平均視聴率19.4%を獲得し、評価も高い作品だが、裕太容疑者の愚かな行為でだいなしだ。

「『まれ』は高畑容疑者にとって出世作であるとともに物語の構成に影響を与えた重要な役柄。いわば絶対に外せないポジションです。カットすれば筋が通らず、モザイクをかければ物語の雰囲気をぶち壊してしまう」(NHK関係者)

 これではNHKもDVD化できないし、2次使用の収入がなくなり、出演者は再放送、DVD化で入るはずだったギャラが支払われなくなる。和気あいあいと共演した仲間や先輩に、多大な迷惑をかけたといえる。

 激怒しているのは日本テレビも同じ。頭を悩ませているのが新番組「1周回って知らない話」。7日の放送に向け、現在編集作業中なのだ……。

「裕太容疑者はレギュラーで岡田結実とともにMCに準じる重要なポジション。司会を務める東野幸治、川田裕美と絡みがあり、春風亭昇太や宮根誠司と絶妙なトークを展開しているけど、これらをカットしなければならない。バラエティーの場合、撮り直しも代役も難しく、あり素材だけでやり繰りするしかなく、どうにもできずモザイクで処理しているようです」(芸能プロ関係者)

 ところが、この間に合わせ作業に対してスポンサーは怒り心頭とか。場合によってはモザイクを見ただけで、逆にレイプ犯の高畑容疑者が出ているとイメージしてしまう恐れがある。スポンサーは過剰に反応しそうな子供への配慮も考えて、レイプが強調されるようなモザイク処理は逆にやめてほしいと要望しているとか。

 事件が及ぼす影響は想像以上だ。

最終更新:9月3日(土)15時8分

日刊ゲンダイDIGITAL