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中京大・川本が100バタV、高速水着禁止以降では日本最速

デイリースポーツ 9月3日(土)22時23分配信

 「競泳・日本学生選手権」(3日、辰巳国際水泳場)

 男子100メートルバタフライ決勝が行われ、15年世界選手権代表の川本武史(21)=中京大4年=が、51秒34の大会新記録で優勝した。日本記録にもあと0秒34に迫り、高速水着が禁止された2010年以降では最速。「こんなに速いタイムが出るとは。昨年からベストが出ていなかったので、久々に納得できる記録を出せた」と喜びを爆発させた。

 飛躍の裏には“五輪ショック”があった。今年4月の日本選手権では力を発揮できず、リオデジャネイロ五輪代表からは落選。8月は悔しさをかみしめながらテレビ観戦し、トップスイマーを研究した。「いろんな選手の水中映像を見て、自分の泳ぎに溶かし込んだ」。以前は使えていなかったという胸の動きを取り入れ、日本歴代でも3位の好記録をたたき出した。

 この種目では、第1人者だった藤井拓郎(31)=コナミスポーツ=がリオ五輪を最後に引退を表明。4年後の東京五輪に向けて世代交代が急務なだけに、川本は「まだ世界では戦えない。世界でも記録を出せるようにしたい」とバトンを受け継ぐ覚悟を示した。

最終更新:9月3日(土)22時24分

デイリースポーツ