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【札幌】今季リーグ戦負けなしの岡山に「裏腹」天皇杯2回戦敗退

スポーツ報知 9月4日(日)6時3分配信

◆天皇杯 ▽2回戦 札幌1―2岡山(3日・札幌厚別)

 岡山に1―2 J2北海道コンサドーレ札幌が、“戒め”の敗戦を喫した。天皇杯2回戦でJ2岡山と対戦し、1―2で敗れた。今季リーグ戦で1勝1引き分けと負けなしだった相手からの黒星に、四方田修平監督(43)は「裏腹」という言葉を使い、首位に立つ現状に過信せず、足元を見つめ直す必要性を強調した。2位・松本に勝ち点9差をつけるリーグ戦の残り12戦、気を抜ける試合はないことを改めて胸に刻む、貴重な1戦となった。

 主導権を奪えないまま、時が流れた。前半4分に先制され、後半41分に追加点を許した。ロスタイムにFW都倉賢(30)がPKを決め、1点を返すも、その直後、試合終了を告げる笛が鳴った。今季リーグ戦で1勝1分けだった岡山に敗れ、札幌が4年ぶりに3回戦進出を逃した。

 四方田監督の言葉が全てを物語っていた。「ここまでリーグ戦でいい結果を出しているが、そこは裏腹ということを、もう一度感じなきゃいけない」。首位を走る現状も、20勝中、13試合が1点差でのもの。圧倒して勝ち星を積み重ねてきた訳でないことを、岡山相手の今季初黒星で、改めて痛感させられた。

 先手を奪い、守りを固めてくる相手を崩せなかった。都倉は「残り12試合も、引いて来る相手は多くなる。いい宿題をもらった」と今後への修正材料と感じ取った。リーグ戦で7位以上につける相手との対戦は既に終えたが、プレーオフ進出へ最後の追い上げを図るチームは、首位・札幌を破ろうと躍起になってくる。GK阿波加俊太(21)が「早い時間の失点は、その後のゲームプランもつらくなる」と反省したよう、先行されれば、足元をすくわれる可能性は高まる。四方田監督の「厳しさを実感できたのは今後につながる」という思いを体現していかなければ、昇格への道は険しさを増していく。(砂田 秀人)

最終更新:9月4日(日)10時39分

スポーツ報知

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