ここから本文です

【甲府】ダヴィが決定機不発で今後に不安、J1でクラブ初の天皇杯初戦敗退

スポーツ報知 9月4日(日)6時3分配信

◆天皇杯 ▽2回戦 甲府0(PK6―7)0大分(3日・山梨中銀スタジアム)

 2回戦から登場したJ1甲府は3日、ホームでJ3大分と対戦。リーグ戦から先発8人を変更して臨み、0―0の延長戦でも決着がつかずにPKで敗退した。甲府が天皇杯を2回戦で敗れるのは2012年以来、4年ぶり3度目だが、当時はJ2。J1としては初めて初戦で敗退する屈辱を味わった。公式戦3試合連続先発したブラジル人FWダヴィ(32)は格下相手にも不発に終わり、今後に不安を残した。

 ゴールネットが120分間揺れることがなかった一発勝負のトーナメント戦は、PK戦に突入した。5人が蹴り終えても4―4で決着がつかず、8人目まで回った。先攻の大分DFダニエルが決めた後、MF松橋は右サイドを狙ったが、大分GK修行に止められた。4年連続7度目のJ1を戦う今季、J1として初めて天皇杯の初戦敗退が決まった。

 佐久間悟監督(53)は、いつもの試合後の会見より声が小さかった。「サポーターの皆様、万全の運営をして下さった山梨県協会の皆様、勝利することができず、本当に申し訳ありません。J1という同じカテゴリーの仲間に対しても、申し訳ないです。簡単に負けてしまい、残念です」。昨季の16強を超える目標はかなわなかった。

 8月27日のJ1第2ステージ第10節・大宮戦(2△2)の先発から8人を変えて臨んだ。前半の決定機は、同37分にFWダヴィが右足でシュートするも相手GKの正面だった場面ぐらいだった。無得点のまま進んだため、後半38分、エースFWドゥドゥ(26)が途中出場した。しかし、攻勢に出たもののノーゴール。PK戦でも4人目に登場し、外した。指揮官は「彼(ドゥドゥ)が外したら勝つのは難しい」と振り返った。

 これで22日の3回戦は無くなり、J1残留を目指す上で日程的には楽になった。佐久間監督は「結果的に100%リーグ戦に集中できる状況になった」と言うが、起用法で頭を悩ますことになる。リーグ戦2試合先発し、この日も先発したダヴィについて「今日のパフォーマンスを見ると(先発は)考えないといけないです」と渋い表情を見せる。8月に4年半ぶりに復帰した、かつてのエースだが、残り7試合で戦力になるか不安視されている。(羽田 智之)

最終更新:9月4日(日)10時41分

スポーツ報知

スポーツナビ サッカー情報