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日経平均は17,000円台を回復し、さらに一段上に向かう動きか

投信1 9月3日(土)14時10分配信

米雇用統計を受け、1ドル=104円台の円安ドル高へ

2016年9月2日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、前日より1円16銭安の16,925円68銭となりました。日本時間の2日夜に米8月雇用統計が発表されることから、積極的な取引が控えられ、小幅な値動きとなりました。商いも薄く、東証1部の売買代金は1兆8673億円と、活況の目安とされる2兆円に届きませんでした。

その米雇用統計を受け、2日のニューヨーク外為市場では、ドルが短時間で乱高下しました。
8月は非農業部門の雇用者数が前月比15万1,000人増となり、市場予想の18万人増に届きませんでした。この結果を受けて米連邦準備理事会(FRB)が9月の利上げに踏み切る見方が後退し、発表直後はドルが売られる動きが加速。一時、1ドル=102円70銭台まで円高ドル安となりました。

ただ、その後は、雇用者数こそ予想を下回ったものの、夏季休暇シーズンの季節的要因によるもので、実際の労働市場は堅調であり、FRBはやはり年内に利上げを行う可能性が高いという受け止め方からドルが買い戻される動きが広がり、一時、1ドル=104円30銭台まで円安ドル高となりました。その後もドルは小じっかりとした展開となり、104円00銭台で引けています。

今後の展開はどうなるでしょうか。先週末のイエレンFRB議長の講演やフィッシャーFRB副議長のコメントをきっかけに、利上げ観測が高まっています。2日の雇用統計もそれを後押ししそうです。それが9月になるのか、11月、12月になるのか注目されるところですが、仮に9月に利上げがなかったとしても、年内の追加利上げの可能性は高く、失望売りにはならないでしょう。

ひとまず来週は、9月4、5日に中国・杭州市で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の結果に注目したいところです。

ちなみに、週初の5日は、米国はレイバー・デーで祝日です。商いが薄くなり、急な値動きが生じることもあるので注意したいところです。

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最終更新:9月3日(土)14時10分

投信1

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