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台風10号 JR不通 農産物滞留 代替輸送確保に懸命 ホクレン

日本農業新聞 9月3日(土)7時0分配信

 大きな被害をもたらした台風10号の影響で、北海道から本州方面への農産物輸送が滞っている。倒木で電線が切れるなどしてJR函館線が不通となった影響で、道内各地と本州を結ぶ貨物列車は8月29日夜から運行できていない状況だ。ホクレンからの農産物も多くが駅などにとどまっている。JAなどは貨物の回収・代替輸送などの対応を迫られている。

 ホクレンは、道外に送る農産物の4割を鉄道コンテナで運び、残りは船便とトラックを使う。

 JR貨物によると、道内各地の駅にはコンテナ2500個ほどが滞留し、その半分強はタマネギやジャガイモなどの農産物だ。同社は代替輸送を予定しているが、運休前と同程度の輸送能力をトラックなどで確保できるかは「精査しきれていない」(北海道支社)という。

 JAなどでは、輸送をトラックに切り替えるなどの対応を始めている。ただ、輸送手段の変更には追加費用がかかり、トラックが走る道路も被害を受けて輸送に影響している。ホクレンは「あの手この手で代替輸送を試みているが、補うには到底及ばない。早く復旧してほしい」(物流部)と訴える。

 北海道の釧路港と茨城県の日立港を結ぶ船「ほくれん丸」も、台風の影響で8月は31往復中9往復を欠航した。船の積み荷は7割がホクレンのもので、うち半分は生乳。他は生鮮野菜やジャガイモ、タマネギなどだ。

 欠航の影響を受けた生乳や生鮮野菜は、経路の振り替えや、販売先の道内への変更で対応し、廃棄が出る事態は避けられたという。ただ、一部で輸送コストがかさんだ。

日本農業新聞

最終更新:9月3日(土)7時0分

日本農業新聞

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