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山本一太氏で意見を集約 県連会長選で自民県議団

上毛新聞 9月3日(土)6時0分配信

 任期満了(30日)に伴う自民党群馬県連会長選で、5日の立候補届け出に向け、出馬に意欲を示す山本一太参院議員(58)に対し、複数の県連所属国会議員が2日までに、県議団をはじめ地元がまとまれば、最重要の立候補要件である推薦人になる意向を伝えた。県連関係者への取材で分かった。意向を受け、党県議団は同日、前橋市内で開いた会合で、意見集約を始めた。県連内では山本氏で一本化する動きが強まるが、県議の間には異論もあり、会長選の行方はなお流動的だ。

◎一部に異論も 2日に非公開会合

 会長選を巡っては、2009年から会長を務める中曽根弘文参院議員(70)が任期満了で退く意向を表明。山本氏と佐田玄一郎衆院議員(63)が立候補に意欲を示している。

 山本氏は14年の前回会長選でも出馬に前向きな態度を示したが、国会議員1人以上の推薦人を確保する要件を満たせず、立候補を見送った経緯がある。一方、中曽根氏の退任意向を受け、国会議員や県議の間で「山本氏が現実的な選択肢になった」(県連幹部)という。

 2日の会合は非公開で行われ、出席者によると、山本氏が会長になった場合の要望などが出た。

 山本氏は県連内に会長選の選挙管理委員会が立ち上がった8月19日、県庁で記者会見。衆院群馬1区問題で、佐田氏に替わる公認候補として、尾身朝子衆院議員(55)=比例北関東=を党本部に推薦するとした県連の決定を受け、「1区問題の県連方針通りの決着」を会長選の公約としたほか、国会議員と県議の合同会議の定例化や、諸課題に柔軟に対応する会長直属の「タスクフォース」(機動部隊)の設置を提案するなどした。こうした急激な変革を警戒する声もある。

 会長選は立候補者が1人だった場合、無投票当選が決まる。複数人なら16日に告示され、党員らによる投票が、27日締め切りで郵送で行われる。

最終更新:9月3日(土)6時0分

上毛新聞