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国指定天然記念「法量のイチョウ」 台風10号で一部の幹折れる/十和田

デーリー東北新聞社 9月3日(土)12時32分配信

 台風10号の影響で、十和田市法量銀杏木にある国指定天然記念物「法量のイチョウ」の一部の幹が折れる被害が確認された。市教委が2日に発表した。5日に樹木医の診断を予定しており、保存に向けた対応を検討する。

 法量のイチョウは複数の太い幹が伸びる巨木。根元の幹周りは14・5メートルで、樹齢は推定1100年とされる。市教委が8月31日に文化財の被害調査で現地を訪れ、5本の大きな“枝”周囲に落ちているのを確認した。最も大きいのは直径約0・9メートル、長さ約10メートル。

 近くに住む東北巨木調査研究会の高渕英夫会長(64)によると、巨木の西側にあり、30メートル超の最も高い位置の幹とみられる。1991年の台風19号で別の幹が折れながらも成長を続けていることから、「イチョウは生命力が強い。復活してくれると思う」と願っていた。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月3日(土)12時32分

デーリー東北新聞社