ここから本文です

闘病者に勇気を! J1大宮・塚本さん、自転車で1200キロ走破へ

埼玉新聞 9/3(土) 10:31配信

 難病の右大腿(だいたい)骨骨肉腫から復帰したJ1大宮のクラブアンバサダー、塚本泰史さん(31)が、同じ病気で闘う人々を勇気づけようと、自転車で埼玉県さいたま市から佐賀県小城市まで約1200キロの走破に挑む。4日にNACK5スタジアム大宮を出発。11日までの8日間で完走を目指す。1日平均150キロを走る過酷な挑戦だが、塚本さんは「絶対に成功させ、たくさんの思いを胸に、たくさんの思いを届けられたら」と話している。

 塚本さんは2008年に大宮に入団し、右サイドバックとして活躍した。順調に出場機会を増やしていたが10年、右大腿骨骨肉腫の罹患(りかん)を発表。同年に人工関節への置換手術を受けた。リハビリを続けながら12年、現職に就いた。

 これまでも、さまざまなことにチャレンジし、東京マラソンの完走、富士山登頂、仙台への自転車走破、トライアスロン大会出場を成功させてきた。

 今回は01年に14歳で骨肉腫により亡くなった梅崎太助さんの出身地である小城市がゴール地点だ。12年に梅崎さんの両親と知り合い、梅崎さんをきっかけにできた「三・九(サンキュー)カップサッカー大会」が開催される11日に合わせての出発となった。

 自転車走破中には、がんで闘病しているフットサル湘南の久光重貴選手(35)と、がんを克服して活躍中の同神戸の鈴村拓也選手(37)を訪問する。骨肉腫を患う名古屋の女性や広島の男性の下にも立ち寄る予定。

 塚本さんは残暑厳しい時期の取り組みに「今までで一番過酷なチャレンジ」と覚悟を決める。過去、4回の挑戦と同様に兄・浩史さん(34)がサポートにつく。塚本さんは「道中でパワーをもらいながら、苦しんでいる方々にパワーを届けたい」と意気込んだ。

最終更新:9/3(土) 10:31

埼玉新聞

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合