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働く男を支えて25年、“ボス”はより味わい深くなった

ニュースイッチ 9月3日(土)10時6分配信

缶コーヒーの中でサントリー「BOSS」が成長し続ける理由は?

 サントリー食品インターナショナルはショートサイズ(185グラム)の缶コーヒー「ボス」ブランドの商品戦略で、10―12月に日本通運など運送会社48社のトラック運転手を対象に商品サンプリング活動を実施する。コンビニエンスストアが店頭で販売する淹れ立てコーヒーの影響で競合他社はショート缶の売り上げが落ち込む中、サントリー食品のボスはトラック運転手を応援するコマーシャルが好感され伸びている。同社は“働く人応援”のイメージをさらに強調し差別化する。

 サントリー食品インターナショナルは9月6日に、ショート缶コーヒーの期間限定商品「プレミアムボス リミテッド」を発売する。コンビニやカフェチェーンのコーヒー販売が伸長し、飲料各社は缶コーヒーの主力をショート缶からボトル缶にシフト。こうした中、サントリー食品はショート缶利用者数が2016年1―6月期に前年7―12月期比5%増と伸びた。

 同社は深夜に稼働するトラック運転手が、仕事の疲れの癒やしにボスを飲むコマーシャルが好感度を高めたと見ている。ショート缶愛用者は男性が圧倒的に多い一方、カフェチェーン愛用者は女性が多い。ショート缶の生き残りで、好感度の高さを生かす。

 9月に出すショート缶新商品のリミテッドはブラジル最高等級豆の使用に、シャンパン酵母で果実を発酵させた微粉砕豆をブレンドし、コクを高めた。消費税抜きの価格は115円。ボトル缶でも同27日に「ザ・マイルド」、「ザ・ラテ」を投入する。

日本人のコーヒー消費量は過去最高に。でも缶コーヒーは・・

<解説>
 日本のコーヒー消費量は3年連続で過去最高を更新している。14年のデータによると、一人当たりの飲用は週11杯強。ただ伸びを支えているのはコンビニコーヒーだったりサードウェーブコーヒーであって、缶コーヒーは微増に留まる。

 その中でBOSSは発売以来、時代のニーズに合わせながら成長し続けている。年表からもきめ細かなマーケティングとブランディングがうかがえる。

 今年のブランド戦略のテーマは「深化」と「進化」。ヘビーユーザー層にはコクと苦みにこだわったショート缶。成長性するボトル缶にはミルク入りの商品を強化するという。トップに君臨する日本コカ・コーラの「ジョージア」に追いつくことはできるか。

最終更新:9月3日(土)10時6分

ニュースイッチ

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