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[欧州新シーズンプレビュー 2]25回目の覇権に向け盤石のバルサ 首都の2クラブは復権を目指す

theWORLD(ザ・ワールド) 9月3日(土)17時19分配信

MSN次第のバルセロナとレアルの復権を目指すジダン

 バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード。ここ数年と同じく、今季も3チームが上位を占めることが予想される。3強の実力は年々接近しており、昨季は1位バルサから3位A・マドリードまでわずか勝点3差だった。今季もバルサが連覇を目指す1年になるが、シーズン途中から1位をキープして譲らなかった一昨年、たった一度しか1位の座から転落しなかった昨年とは少し違う展開になりそうだ。

 なぜなら、バルサの攻撃は説明不要の3名、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールに依存するところが大きく、この3名のパフォーマンスが勝敗に直結する。無論、他の攻撃陣も高品質だが、MSNと比べると相手DFに与えるインパクトがだいぶ違う。昨季終盤にはUCLも含めて試合が重なり、MSNを含む主力が疲労したことでチーム力が低下して3連敗を喫したことがあった。決して完璧ではない姿を見せた瞬間で、2連覇を逃す可能性さえもあった。

 リーガ、国王杯、UCLをずっと同じ攻撃陣で戦えるわけではない。ルイス・エンリケ監督も昨季序盤は積極的にローテーションを行ない、MSNに疲労が溜まらないようにしていた。基本となる4-3-3以外に、4-2-3-1を採用したこともあった。ただ、繰り返しになるが他の攻撃陣、サンドロ・ラミレス、ムニル・エル・ハダディ、セルジ・ロベルトなどでは相手DFに与える怖さがぜんぜん違うのが現実だ。(※編注:その後バレンシアからFWアルカセルを獲得)

 そういった意味で、新たに攻撃陣に加わったアンドレ・ゴメス、デニス・スアレスなどに期待がかかる。彼らが活躍したなら、リーガ3連覇+他のタイトル獲得も有り得る。

 昨季途中に監督となり、抜群の統率力でチームを蘇生させたジネディーヌ・ジダンが開幕戦から指揮を執るR・マドリードも相変わらず良質な選手を揃えている。クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの3トップは力強さや高さを考えるとバルサの3名より上かもしれない。

 ただ、バルサと同じく試合数が多く、ローテーションが必要だ。そして、R・マドリードのベンチにはハメス・ロドリゲス、イスコ、ルーカス・バスケスがいる。ハメス・ロドリゲスは移籍する噂もあるが、本人やジダンのコメントを聞く限り残留する可能性が高い。ここにさらに、ユベントスからこれまた力強さと高さがあるアルバロ・モラタも加わっている。攻撃陣のコマを比べると、R・マドリード>バルセロナだと考えられる。

「シーズンを通じて選手たちに望むのは、仕事に一生懸命に取り組むことだ。なぜなら、R・マドリードであるというだけでは目標を達成することはできない。私はただ、仕事に一生懸命に取り組むことを選手たちに望む」(ジダン監督、8 月16 日のサンチャゴ・ベルナベウ杯ランス戦後のコメント) どことなく名監督としての“雰囲気”を漂わせるジダンに率いられたR・マドリードが、ついに復権を果たす。今季はそんなシーズンになってもなんら不思議はない。

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最終更新:9月3日(土)17時19分

theWORLD(ザ・ワールド)

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