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やまゆり園運営側「建て替えが妥当」 神奈川県議会常任委で考え

カナロコ by 神奈川新聞 9月3日(土)8時3分配信

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件で、園を運営する社会福祉法人かながわ共同会の米山勝彦理事長は2日、園の再建について「建て替えの方向性をお願いするのが妥当」との考えを明らかにした。近く県に要望する方針で、県は家族らの意見を踏まえて10月中旬に最終判断する見通し。

 米山理事長や入倉かおる園長らが同日の県議会厚生常任委員会に参考人として出席し、委員の質問に答えた。米山理事長は「多数が殺傷された場所で生活、支援するのはかなり難しく、厳しい。改修では利用者や職員に当時の状況がフラッシュバックし、混乱状態に陥ることも容易に推測される」と述べ、多くの職員の声として仮設施設の対応も含む建て替えを希望した。

 一方、防犯カメラを設置した4月の段階で元職員の容疑者に関する警戒情報を県に伝えなかったことについては、「津久井署から職員の名前を出さないようにという指導があった」(入倉園長)などと説明。委員からは責任を問う質問もあったが、米山理事長は「今回の事件で、どこまでどういう責任があるかは判然としない。検証したい」と述べた。

 同委メンバーは質疑後、園内を視察した。県は施設の建て替えか改修による再建を検討しており、今月中旬までに方針を決めて家族や施設側に諮る予定。

最終更新:9月3日(土)16時33分

カナロコ by 神奈川新聞

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