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男性看護師会が発足 横須賀

カナロコ by 神奈川新聞 9月3日(土)9時3分配信

 男性看護師が集まり、働きやすい職場づくりを考える「YOKOSUKA男性看護師会」が、横須賀市で発足した。女性がほとんどの看護職場では少数派となる男性が抱える悩みや不安を解消し、看護の質の向上や、性別の違いを生かした協働を目指し、地域の健康増進に結び付ける狙い。

 市地域医療推進課によると、市内の看護職3779人のうち、男性は262人で全体の約7%。看護師確保対策事業の一環として、昨年度から市とNPO法人が行っていた男性看護師交流会で、継続を希望する声が参加者から上がったことが、同会発足のきっかけとなった。

 「同性の相談相手が病棟にいないことも多い。男性の看護師長や主任は少なく『今後のキャリアがどうなるか分からない』という不安も、交流会で出ていた」と、会長を務める横須賀共済病院の病棟看護主任(38)。一方で患者の高齢化が進む中、車いすを押すなどの力仕事で「『男性がいてよかった』という声も聞かれ、やりがいを感じる」とも語る。

 現在のメンバーは、市内の病院に勤務する11人。今後、交流会のほか、男性看護師の役割を考える勉強会や広報活動などを展開していく予定だ。

 8月30日には、初めての活動として、ヴェルクよこすか(横須賀市日の出町)で開かれた「看護職のための合同就職・進学説明会」にブースを出展。メンバーらは「男性看護師をアピールできたと思うし、実際に看護師を目指している男性も来てくれた。これから、男性看護師を増やしていきたい」と意気込んでいる。

最終更新:9月3日(土)9時3分

カナロコ by 神奈川新聞