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今夏、海難事故大幅減

カナロコ by 神奈川新聞 9月3日(土)16時33分配信

 第3管区海上保安本部(横浜)がまとめた7、8月の海難発生状況(速報値)は、救助を要した船舶海難が前年同期に比べて12隻減の52隻、人身事故が同33人減の136人だった。台風が相次いだ影響で海上が荒れ模様となり、航行数が減ったことが大幅減の要因としている。

 茨城県から静岡県にかけての管内で起きた船舶海難のうちプレジャーボートの事故が最も多く、全体の73%を占める38隻だった。見張り不十分による衝突・乗揚げが11隻、無謀な運転などによる水上オートバイからの落水、漂流が8隻、整備不良や発航前の点検不足による機関故障が5隻と続いた。

 人身事故による死亡・行方不明者は同6人減の43人で、マリンレジャーに伴う事故30人、マリンレジャー以外の事故10人、船舶乗船中の事故3人だった。マリンレジャーに伴う事故の死亡者のうち19人が遊泳中だった。

 船舶海難に伴う死亡者は過去5年間で最も多い6人で、同5人増えた。8月7日に千葉県銚子市沖の釣り大会に参加していたプレジャーボートが行方不明となり、乗員4人が遺体で見つかった事故が起きている。

 県内の海上保安部・保安署が扱った船舶海難は同2隻減の19隻。人身事故は同39人減の27人、うち死亡事故は同15人減の5人だった。

最終更新:9月3日(土)16時33分

カナロコ by 神奈川新聞