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市、負担金4800万円過払い 事務ミスで11年間災害補償基金

カナロコ by 神奈川新聞 9月3日(土)17時26分配信

 川崎市は2日、事務ミスで地方公務員災害補償基金の負担金を約4801万円過払いしていた、と発表した。うち約1983万円は同基金から還付を受けるが、残り約2818万円は時効となっており還付されないという。

 同補償制度は、地方公務員などが公務上の災害や通勤災害を受けた場合に損害を補償するためのもの。自治体は、職員数や給与額に応じて同基金本部に負担金を払っているが、市の人事部の歴代担当者(6人)が2003~13年度の11年間、負担金算出のための参照項目と計算方法を誤ったという。

 このため、給与総額を誤って一部二重に計算したり、本来控除しなければならない退職手当・児童手当の額を一部算入したりして、過払いが生じていたという。市は、同基金に過払い分の返還を求めようとしたが、09年度以前の分は時効を迎えていた。

 市人事部は「大変申し訳ない。再発防止策とともに、(職員への)賠償請求の有無も含めて検討していきたい」と話している。

最終更新:9月3日(土)17時26分

カナロコ by 神奈川新聞