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“はるかぜちゃん”こと春名風花「批判的な意見から逃げない」 15歳になった今の気持ち

クランクイン! 9月3日(土)6時20分配信

 “はるかぜちゃん”こと春名風花が、映画『みつばちマーヤの大冒険』で、海外アニメ吹き替えへの初挑戦を果たした。子役時代から活躍する彼女だが、15歳となった今、「きちんと、“本業は声優です”と言える人になりたい」とまっすぐに将来を見据える。

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 赤ちゃんモデルや子役として活動していた頃「おばあちゃんの家で『ガラスの仮面』を読んで、北島マヤの演技にかける情熱を見た時に、私もこんなふうに夢中になってみたい!と思って。そこできちんとお芝居の道を目指してみようと思い、やってみたらすごく楽しかったんです」と芝居への情熱を目覚めさせてくれたのは、美内すずえによる傑作コミックだったとか。

 その中でも、「声優さんというのは、地球外生命体や動物などなんでもござれ。演じられる役の幅が無限だなと思って。すごく魅力に感じました」と声優への憧れを強くした。「機会があればバラエティにももちろん出たいですし、映画も舞台もドラマも大好き。でも“声優がバラエティに出ている”と見られるよう、声優を軸に活動していきたいです」。

 今回、彼女が抜擢されたのはドイツの児童文学をフルCGで長編アニメ化した『みつばちマーヤの大冒険』の主人公・マーヤ役。好奇心いっぱいのマーヤが、外の世界に飛び出して大冒険を繰り広げる物語だ。「いままでみつばちになった経験がなかったので、そうだ、飛ぼう!と思って、1人で遊園地のジェットコースターに乗りに行きました。怖いけど、マーヤだったら目をつぶっちゃいけない、笑おう!という感じで乗っていて。周りの方から見たら不気味ですね」と体当たりの役作りもまさに“北島マヤ魂”。

 マーヤを演じて、「ぼくが目指しているものが見えた」と告白する。「ぼくは何に対しても偏見や先入観を持たないようにしようといつも心がけてきました。物事の本質をちゃんと見れる人になりたいと思っています。マーヤはその完全版。誰にでも、自分のありのままを全面に出して相手と仲良くなることができる。ぼくは人見知りなところがあるんですが、マーヤを演じたことでいい方向に変われるんじゃないかと勇気をもらいました」。


 怖がらず、広い世界へと飛び出すマーヤ。春名も幼い頃からネット社会という広大な世界で、自らを発信し続けている。叩かれたり、炎上したりすることは、怖いことではないだろうか?「批判的な意見に慣れていない頃は、辛いなと思う時もありました。でも、怖いと思うことより、得られることの方がずっと大きかった。たくさん応援してくださる方がいて、それがすごく励みになったんです。それに、ぼくは“いじめられた側が教室を出て行くのはおかしい”という考えを持っていて。ネットでもそれは同じ。批判的な意見があってもそこで逃げたらもったいないと思うんです」。

 「フォロワーさんとは、みんな親戚や家族のような気持ちで話しています。マーヤもそうですが、たくさんの仲間ができて、その仲間がマーヤを好きになってくれたから、勇気を出して行動できたと思う」と勇気を出す秘訣は、マーヤと同じく「自分は1人じゃない」と思うことだという。

 声優界のレジェンドとも言うべき野沢雅子とも共演が叶った。「野沢さんの演技は、みんなをその世界に引きずり込んでしまう。本当にすごいです」と受けた刺激を語り、「『少女革命ウテナ』の川上とも子さん、『ローゼンメイデン』の沢城みゆきさんも大好き。私も、ずっと誰かの心に残る役を演じられる声優さんになりたい」と瞳を輝かせていた。(取材・文・写真:成田おり枝)

 『みつばちマーヤの大冒険』は9月3日より公開。

最終更新:9月3日(土)6時20分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。